「パステルの仲間展」は、絵を描くことが大好きでそれを趣味とするグループの展覧会であり、1年間の成果を発表する場でもあります。私の中学時代のお友達がそのグループの一員なので、私は毎年この展覧会を観に行くのを楽しみにしています。5/7から13日まで銀座の「ギャラリー青羅」で開催されました。人物や風景、お花や果樹などをモチーフとして趣味の域を超えた素晴らしい作品ばかりで感嘆しながら観ました。次の作品は、お友達の作品三点です。
左からマンドリンを抱えて 若いチェリスト 籐椅子に座るひと
「マンドリンを抱えて」は、モデルが楽器を抱えているだけなのに対して、「若いチェリスト」は、実際にチェロを演奏(練習)している有望な音大の学生さんを描いたそうで、演奏を聴きながら絵を描くのはとても素敵ですね。チェロの楽器がとても上手に描かれていると思います。「籐椅子に座るひと」は、籐椅子の肘掛の曲がり具合がよくでていますね。このように描くのは難しいことでしょう。また来年を楽しみにしています。
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「マンドリンを抱えて」は、モデルが楽器を抱えているだけなのに対して、「若いチェリスト」は、実際にチェロを演奏(練習)している有望な音大の学生さんを描いたそうで、演奏を聴きながら絵を描くのはとても素敵ですね。チェロの楽器がとても上手に描かれていると思います。「籐椅子に座るひと」は、籐椅子の肘掛の曲がり具合がよくでていますね。このように描くのは難しいことでしょう。また来年を楽しみにしています。
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サントリーホール20周年記念公演のひとつとして5月7日(日)「舘野泉ピアノリサイタル」がサントリーホール大ホールで開催されました。1月4日NHK教育番組で「左手のピアニスト舘野泉のお話と演奏」を聴いて以来、ぜひとも生の演奏を聴きたいと念願しておりました。大学時代の友人のおかげでその機会に恵まれました。2時,開演までには、大ホールがほぼ満席になりました。クラシックコンサートで大ホールが満席になるのは空前絶後だそうです。舘野泉に捧げる吉松隆の<タピオラの幻景>の曲が静かにながれるように始まりました。静かな森の中の光、水の流れ、鳥の声、風の動きがやさしく、ときには強くきれいな音色がながれていきます。低音から高音への和音がとても清涼で心にジーンとひろがっていきます。目を閉じて聴いていますと北欧の自然の中に吸い込まれていくようでした。北欧4か国は私の大好きな国々です。曲が終わって現実にもどり「左手だけで弾いていらしたのだ!」と。でもそんなことを全く感じさせない素晴らしい音色に深い感動を覚えました。同じ曲をテレビで聴いた時も感動しましたが、生の演奏は私の心に忘れがたい印象を残しました。この曲のあと美智子皇后陛下がお見えになり、演奏会も一層盛り上がりました。曲目は、日本人には聞き慣れないものばかりでしたが、舘野泉さんの生き方から滲み出るやさしさと力強く豊かな表現力に心が洗われるようでした。この日に演奏された曲はタピオラ幻景のほか、
末吉保雄:土の歌・風の声(舘野泉の左手のために)世界初演
林 光:花の図鑑・前奏曲集ピアノ(左手)のために(舘野泉に)
谷川賢作:スケッチ・オブ・ジャズ(舘野泉に捧げる)世界初演
タピオラとは、北欧フィンランドの神話の森の神(タピオ)が棲む所
舘野泉さんにつきましては、1月6日のブログに掲載しましたので興味のある方はご覧下さい。
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