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読書は楽しい

2015-02-23 13:11:32 | 画像をすべて表示
 三寒四温を繰り返しながら確実に春に近づきつつあり、柔らかい陽射しにも春の訪れを感じるこの頃です。昨日は雨天で寒い一日でした。たまっている物の断捨離をしたあと読書を楽しみました。先週「吉田松陰」を読み終えたので、昨日は読みかけの「久坂玄瑞」と「高杉晋作」を一気に読んでしまいました。吉田松陰の松下村塾で学んで才能を開花し、松陰の遺志を継いだ久坂玄瑞は高杉晋作らとともに尊王攘夷活動に奔走し、新しい日本をつくるために命を懸けます。禁門の変(蛤御門の変)で自害し25年の短い生涯を終えます。高杉晋作は久坂玄瑞と松下村塾の双璧とされ、やがて奇兵隊をを組織し、長州藩の倒幕の中心になります。いつもひょうひょうとしていて誰からも愛された高杉晋作は、どんな危難にも毅然と対峙し、「おもしろきことなき世をおもしろく」という辞世を詠んで29年の生涯を閉じます。二人の自分の信念を持ち、その信念を実行に移す逞しさに感動しました。
松下村塾からは維新の先駆けとなり、新しい日本をつくるために力を尽くした坂本竜馬、桂小五郎(木戸孝允)伊藤博文、前原一誠、山県有朋などを輩出しています。