大震災から18日が経ちました

　地震・津波・原発の三重苦に被災地の方々は苦しい日々を過ごしています。ボランティアの方々、医師、看護婦、スタッフの方々、自衛隊員、消防隊員、警察官の方達、皆さん懸命に働いています。その様子をテレビで見ておりますと頭が下がります。

福島原発の事故は大変深刻な事態に直面しています。危険な中で作業員の方々は毎日身を賭して取り組んでいますが、その努力にもかかわらず次々と問題が起きています。いま〈汚染された水をどう処理するか〉という差し迫った問題があり、困難な作業を克服していかなければなりません。福島住民の先の見えない避難生活、一時帰宅の要望の高まり、行方不明者の捜索、自治体の移転などなど難しい問題が山積しています。
被災地の住民は勿論のこと私達も暗い気持になります。先ず原発の一日も早く、良い方向に進展し無事解決できる日を祈るばかりです。

いまこそ国をあげて支援をし、復興に向けて全力を注ぐ時ですが被災者の方々は「具体的なビジョンがほしい」と切に望んでいます。地方自治体の力を遥かに超えた大震災です。国の行政手腕が問われるときだと思います。しっかりしたビジョンをたて、迅速且誠心誠意全力投球で取り組んでほしいと願っています。

外国にいる友人から＜オランダの春　チューリップ畑＞の画像が届きました。少しでも暗い気持が癒されればと思い掲載いたします。

東北地方太平洋沖地震

　　　先ず東北地方の方々に心よりお見舞い申しあげます

M9.0の千年に一度といわれる想像に絶する大地震が3月11日（金）14:46に起きました。映像で見ただけでも怖い大津波を現実に目の当たりにしてどんなにか・・・・・と言葉もありません。日本の歴史始まって以来の大きな忘れられない、いや忘れてはいけない出来事だと思います。
自分に一体何が出来るのかを考えますと無力感を覚えるばかりです。節電に協力し、募金に参加します。

福島の知人の方と電話でお話ができ東京に家があるので移りましたとお聞きしほっとしています。福島南相馬では病院や老人ホームが孤立しており、福島いわきでは福島原発の影響で「危ない」という風評が広がり物資が届かず大変困っていますとおっしゃっていました。

物資の輸送ルートも徐々に復興しつつあり、ボランティアや被災していらっしゃる医師の方々によってほんの僅かですが明るい兆しが見えてきたように思います。物資が平等にゆきわたるように祈ります。地震、津波に助かり避難所にいる方々が命を落とすことないような支援が早急に必要だと思います。復興までには長い道のりがありますが、希望を失わず日本人の持つ底力で克服していってほしいと願わずにはいられません。