箱根外輪山を望む豊かな眺望と新緑の美しい木々が今まさに輝いている箱根仙石原でのんびりと3日間を過ごしてきました。何回も訪れている箱根ですが、箱根ラリック美術館とマイセン庭園美術館へは初めて訪ねました。両館とも緑いっぱいの木々に囲まれ静寂で、館内を入りますと素晴らしい作品が展示されています。今回は箱根マイセン庭園美術館の写真を掲載します。
大鏡
マイセン窯は、1710年ヨーロッパ初の硬質磁器製作所として開設されました。それ以来ヨーロッパ磁器最高の調度品として宮廷を彩り、王侯や貴族に愛されてきました。なかでもマイセンの華といわれる人形や動物の磁器はその種類が多岐にわたり造形家と絵付師のすぐれた技術がいまも多くの人々を魅了しています。
いちばん左下の大鏡は、19世紀のマイセン窯の大作といわれています。花が咲き乱れ、小鳥と天使が遊ぶ楽園の様子を鏡の枠に仕立てたもので、その精巧な細工は見事です。この作品は、スペイン旧王家の城の一つに飾られていたものと伝えられています。ザクセン王家からの贈り物として、はるばる南ヨーロッパまで送られたものであろうと思われます。
素晴らしいマイセン作品を鑑賞した後、色とりどり春の美しい花々と緑あふれる庭園を散策し、楽しい心地よいひとときを過ごしました。
大鏡
マイセン窯は、1710年ヨーロッパ初の硬質磁器製作所として開設されました。それ以来ヨーロッパ磁器最高の調度品として宮廷を彩り、王侯や貴族に愛されてきました。なかでもマイセンの華といわれる人形や動物の磁器はその種類が多岐にわたり造形家と絵付師のすぐれた技術がいまも多くの人々を魅了しています。
いちばん左下の大鏡は、19世紀のマイセン窯の大作といわれています。花が咲き乱れ、小鳥と天使が遊ぶ楽園の様子を鏡の枠に仕立てたもので、その精巧な細工は見事です。この作品は、スペイン旧王家の城の一つに飾られていたものと伝えられています。ザクセン王家からの贈り物として、はるばる南ヨーロッパまで送られたものであろうと思われます。
素晴らしいマイセン作品を鑑賞した後、色とりどり春の美しい花々と緑あふれる庭園を散策し、楽しい心地よいひとときを過ごしました。