京王線芦花公園から徒歩5分のところにある世田谷文学館では、いま花森安冶と「暮らしの手帖」展が開かれています。暮らしの手帖は、生活や暮らしをテーマとした雑誌が少なかった頃ひときわ異彩をはなった家庭雑誌として多くの読者層(いま60代以上の人達)を持ち、生活のスタイルに大きな影響を与えました。昭和23年(1948年)の創刊号以来今日まで、全く広告を入れず、徹頭徹尾人々の暮らしの視点に立って記事を書くことを貫いてきました。
創刊号から53年(1978年)までの30年にわたって編集長をしながら装丁からイラストレーター、コピーライター、デザイナー、ジャナリストとして多彩な活躍をしたのがユニークな花森安冶さんでした。展覧されている「暮らしの手帖」の表紙を見ていますと、とても懐かしく、商品のこと、買い物のことなど衣・食・住にわたり”生活の智慧”について多くを学んだことを思い出しました。花森安冶さんが主張してきた「スローライフ」「リサイクル」「エコ」「手づくり」「リメイク」や最近の「ロハス」(ココロとカラダと地球にやさしいライフスタイル)は現代に共通するものがあり、彼の先見の明に驚かされます。
若い世代の方々も多く展覧会に見えており、展覧品にじっと見入っている姿に、「暮らしの手帖」は若い人達をも魅了するものがあるのだなと感じました。
2階の常設展示室では、世田谷ゆかりの作家たちに出会えます。
創刊号から53年(1978年)までの30年にわたって編集長をしながら装丁からイラストレーター、コピーライター、デザイナー、ジャナリストとして多彩な活躍をしたのがユニークな花森安冶さんでした。展覧されている「暮らしの手帖」の表紙を見ていますと、とても懐かしく、商品のこと、買い物のことなど衣・食・住にわたり”生活の智慧”について多くを学んだことを思い出しました。花森安冶さんが主張してきた「スローライフ」「リサイクル」「エコ」「手づくり」「リメイク」や最近の「ロハス」(ココロとカラダと地球にやさしいライフスタイル)は現代に共通するものがあり、彼の先見の明に驚かされます。
若い世代の方々も多く展覧会に見えており、展覧品にじっと見入っている姿に、「暮らしの手帖」は若い人達をも魅了するものがあるのだなと感じました。
2階の常設展示室では、世田谷ゆかりの作家たちに出会えます。