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神田川沿いの桜

2006-03-29 19:11:49 | Weblog
江戸川橋から面影橋まで神田川に沿って桜並木が続き、いま桜が満開でとてもきれいです。土日を除けば割とすいていてゆっくりと鑑賞でき、穴場かもしれません。途中に椿山荘の裏口がありますので、ここでお友達やご家族でアフタヌーンティーンまたはお食事をしながら余韻を楽しむのもよいでしょう。









花森安冶と「暮らしの手帖」展

2006-03-16 21:10:17 | Weblog
 京王線芦花公園から徒歩5分のところにある世田谷文学館では、いま花森安冶と「暮らしの手帖」展が開かれています。暮らしの手帖は、生活や暮らしをテーマとした雑誌が少なかった頃ひときわ異彩をはなった家庭雑誌として多くの読者層(いま60代以上の人達)を持ち、生活のスタイルに大きな影響を与えました。昭和23年(1948年)の創刊号以来今日まで、全く広告を入れず、徹頭徹尾人々の暮らしの視点に立って記事を書くことを貫いてきました。

創刊号から53年(1978年)までの30年にわたって編集長をしながら装丁からイラストレーター、コピーライター、デザイナー、ジャナリストとして多彩な活躍をしたのがユニークな花森安冶さんでした。展覧されている「暮らしの手帖」の表紙を見ていますと、とても懐かしく、商品のこと、買い物のことなど衣・食・住にわたり”生活の智慧”について多くを学んだことを思い出しました。花森安冶さんが主張してきた「スローライフ」「リサイクル」「エコ」「手づくり」「リメイク」や最近の「ロハス」(ココロとカラダと地球にやさしいライフスタイル)は現代に共通するものがあり、彼の先見の明に驚かされます。
若い世代の方々も多く展覧会に見えており、展覧品にじっと見入っている姿に、「暮らしの手帖」は若い人達をも魅了するものがあるのだなと感じました。

2階の常設展示室では、世田谷ゆかりの作家たちに出会えます。


大いなる遺産 美の伝統展

2006-03-02 20:03:52 | Weblog
東京美術倶楽部創立百周年を記念して《大いなる遺産 美の伝統展》が開催されました。明治40年 全国の主な美術商が東京美術倶楽部を創立し、100年の歴史の歩みを続けています。国宝を中心とする古美術の名品や日本近代絵画の巨匠たちの名作・名品が155点集められました。百年記念だけあって素晴らしい逸品揃いでした。特に工芸品が見事でした。美術書ばかりではなく教科書にも登場する明治以来の巨匠たちの作品も展示されました。たった20日間だけの本当に豪華で贅沢な展覧会でした。


展覧された作品のうち10点載せました。写真をクリックすると見られますが、すべてパンフレットから抜粋したもので見にくいところがあります。