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梅雨の合い間に

2012-06-29 15:44:11 | 画像をすべて表示
 鎌倉を歩いてきました。JR湘南新宿ラインに乗って一時間足らずで鎌倉に着きました。丁度紫陽花シーズンとあって鎌倉駅は大勢の人で賑わっていました。花の寺や竹の寺、個性的な古寺が集まる金沢街道の浄妙寺、報国寺、杉本寺を訪ねました。

浄妙寺は鎌倉五山の禅寺です。静寂の中にあり銅葺きの本堂の屋根はどっしりとしていて格式があります。境内全体が国指定の史跡になっています。心が落ち着くお寺です。



報国寺は今回どうしても訪れたかったお寺で浄妙寺から徒歩4~5分のところにあり「竹庭の寺」として有名です。新しくなった山門を入ると緑豊かなきれいに整備された参道が続きます。やがて美しい竹林があらわれます。竹林を通りぬけるそよ風が爽やかでゆったりした時が流れていきます。
竹林を眺め竹林の葉ずれの音を聞きながらお抹茶を頂いていると現実をすっかり忘れ夢のなかにいるようです。




報国寺でゆっくりと過ごした後10分くらい歩いて杉本寺へ着きました。
杉本寺は杉本観音とも言い734(天平6年)に創建された鎌倉最古のお寺です。奉納の幟が林立し、苔むした長い階段が延々と続き歴史を感じます。本尊は十一面観音像です。


江ノ電の極楽寺へ着くとほとんどの人が降りて車両が空になります。紫陽花で名高い成就院へ行く人たちの列が続きます。5分歩くと此処へつきます。
成就院の参道の坂道は由比ガ浜の海を背景に色とりどりの紫陽花が咲きそろい狭い坂道は人、人で埋め尽くされます。しかし今年の紫陽花は昨年ほど鮮やかでなくくすんだ色をしています。天候のせいなのでしょうか。




成就院を早々と引き上げてホテルへ向かいました。
今日のお宿は鎌倉プリンスホテルです。海に向かって弧を描くように建つ鎌倉プリンスホテルは一瞬外国に来たような錯覚を覚えます。七里ガ浜の海に面し小高い丘の上に立ち、お部屋の大きな窓からは相模湾を一望できます。江ノ島も見えます。リニューアルされた客室は木の香りが温かさを包み、気分をゆったりさせます。全室オーシャンビューです。



お部屋でゆっくり休んだ後はお楽しみの夕食です。「からだに優しいディナー」はシニア向きです。メニューにはからだに優しい各食材が記されています。例えばメインディっシュの真鯛は「高タンパク低脂肪で消化吸収が良いため胃への負担が少ない」、帆立は「タウリンが豊富に含まれ交感神経の働きを抑制し、肝機能の強化や高血圧に効果的」、その他椎茸、トマト、オリーブオイル「オレイン酸を豊富に含み高脂血症や動脈硬化の予防改善に最適」等などです。気配りがありお味も薄味でしたがとても美味しく頂きました。オードブルの「鎌倉野菜と地場魚貝のサラダ仕立て」も「椎茸のスープ」も本当にからだに優しいお味でした。デザートも頂くのが勿体無いほどきれいに盛り付けてありました。



レストラン「ル・トリアノン」の美しいステンドグラス

今年の鎌倉散策は今までと違って姉の全快祝いを兼ねて行ってきました。あまり歩かず無理をせず見て味わって十分に楽しんできました。きれいな海にのぞむホテルのおもてなしは最高でした。感謝です。「健康に勝るものなし」を実感した2日間でした。


さくらんぼ:佐藤錦

2012-06-24 12:08:19 | 画像をすべて表示
 もぎたての新鮮な佐藤錦が長野市在住の友人から頂きました。「まあうれしい!」と自然に顔がほころびます。佐藤錦といえばナポレオンと黄玉の交配種として山形県の佐藤栄助さんの努力によって考案され、1928年(昭和3年)氏に因んで命名されたさくらんぼです。その種をもらい長野の農園で育ち今では佐藤錦が長野市でも生産され特産になりました。4パックも頂いたので友人や知人へおすそ分けしました。「さくらんぼを手にすると自然に笑顔になり幸せな気分になる」と皆さんから喜ばれました。
私も毎日楽しみながら少しずつ美味しく頂いています。

       案内より抜粋





お台場散策

2012-06-13 15:36:53 | 画像をすべて表示
 昨日から冷たい梅雨が続きます。一昨日親友が姉のお誕生会をお台場でしてくださり、初めてここを訪れました。新宿からりんかい線または埼京線でわずか24分で東京テレポート駅へ到着しました。駅を出ると左手に観覧車(動いていない)が見え、程なく歩いて巨大なフジテレビ本社があらわれます。毎朝天気予報を伝える広場が下に見えます。街は広々としていて周りを見上げると高層ビルが林立し、まさに新しい街臨海副都心です。お台場臨海公園は海と緑の自然とレインボーブリッジの景観が美しく一枚の絵画を見ているようでした。海浜公園から見るサンセットや夜景がとても美しく、船やホテルからの眺望も優雅で多くの人が心を癒しに訪れます。
海浜公園には美神ヴィーナス)の門自由の女神像が飾られています。美神の門「Gate of Venus」は1996年杉山惣二氏によって創作されました。「日本におけるフランス年」を記念してパリ市セーヌ川にある島に1889年に設置された「自由の女神像」が1998~1999までの間、ここお台場公園に移築されました。

      東京テレポート駅            観覧車

フジテレビ本社          美神の門

 自由の女神像         自由の女神像説明文 

お台場散策を終えたあとホテルパシフィックでお食事をいたしました。姉のお誕生会でしたので少し豪華にフランス料理にしました。鴨ロースト、シエフお勧めの特別スープ、真鯛特別ソース合えに新鮮なお野菜などからだに優しいお料理でとても美味しく頂きました。姉は病院通いが長く続いた後でしたので友人の心優しさがうれしく感謝しつつ幸せをかみしめていました。私も「本当に有難う」と感謝の気持でいっぱいです。

左がホテルパシフィック

《自由の女神像の歴史》

1876年フランス政府は、アメリカ建国100年を祝して特別なプレゼントをニューヨークに贈りました。このプレゼントこそがあの有名なニューヨーク港にそびえ立つ「自由の女神像」です。(20年位前アメリカへ行った折に見てきたのを思い出します)その返礼としてパリ在住のアメリカ人達による組織「アメリカ・パリ会」からフランス革命100年を記念して1889年フランス政府に寄贈されたのがパリの自由の女神像です。パリ市セーヌ川のシーニュ島において公式に除幕式が行われました。その自由の女神像が1998年4月から1999年1月までの間、お台場海浜公園のこの台座上に移築されました。フランスへ帰った「自由の女神像」の復刻像再建を望む声が強まり2000年10月に復刻像が完成しました。ニューヨークにある女神像の3分の1の大きさです。
原題は「世界を照らす自由の女神」です。