![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/33/e49d23ce57252f1a66102af34f1d90b0.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/b8/7c4883589987b4ce515a66ee8ff6c991.gif)
右上の写真は、箱根神社とホテル庭園内です。
<湖水まつりの起源>は、遠く奈良時代にあり、芦ノ湖が「萬字ケ池」と呼ばれていたころと言われています。夜になると九つの頭をもった恐ろしい毒龍が湖水から現れ人々に危害を加えました。村人は、毒龍の機嫌を損ねて水害や病気の流行るのを恐れ、若い娘を人見御供として毒龍に差し出しました。この事を知った満巻上人は、湖水に壇を設け、毒龍の心が和らぐように寝食を忘れて祈り続けました。上人と毒龍のたたかいが始まると湖は真っ黒な雲に覆われ、激雷が走り、竜巻がうねり、見上げるほどの高波が何度も打ち寄せました。三日三晩たった朝のこと、あれほど荒れ狂っていた湖が鏡のように静かになりました。上人の前に毒龍が現れ、今までの非を詫び、許しを乞うのでした。上龍を諌め湖中の逆杉につなぐと、たちまち龍神として生まれ変わり、湖水の守り神となりました。それからは、九頭竜明神として手厚くおまつりされ、毎年箱根神社例大祭の前日7月31日の夜に湖水まつりが執り行われます。湖心の御供(三升三合三勺の赤飯)が献げられ、湖水は、花火と三千余の燈籠で彩られます。なかなか面白いお話が伝わっていますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/e3/5e0e31e6d934444f96e1035b4bf1530f.jpg)
箱根は、東京から近いですし、豊かな緑と多くの文化施設にも恵まれ、季節ごとにそれぞれ違った自然を享受できて何度訪れても楽しいところです。外国旅行よりも、最近は近場で一箇所にのんびりと過ごす旅が多くなりました。