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N響アワー

 12月10日(日)NHK教育番組のN響アワーで若手の実力派といわれる二人のヴァイオリン協奏曲を聴きました。11月と12月の公演から庄司紗矢香さんの「ベートーベンのヴァイオリン協奏曲二長調」と樫本大進さんの「ベルクのヴァイオリン協奏曲」が演奏されました。司会の池辺晋一郎(音楽家)と高橋美鈴アナウンサーのお話を交え楽しい番組でした。

ベートーベンのヴァイオリン協奏曲は、いままでに名だたるヴァイオリンニストが演奏してきた有名な曲です。池辺晋一郎さんから「庄司紗矢香さんは指揮者(ロジャー・ノリントン)さんからカデンツァ(協奏曲において演奏者が自由にアレンジして自分のテクニックを披露できる部分のことをいいます)を挿入して演奏するように言われ随分練習したようです」というお話がありました。
まだ幼さが残る可憐な容姿の庄司紗矢香さんは、演奏が始まるとキリッーと顔が引き締まり、奏でる音色は豊かで甘く、繊細で難しいテクニックを豊かに表現する才能は、天才であり日ごろの努力の積み重ねによるものと感じましたした。



樫本大進さんの「ベルクのヴァイオリン協奏曲」は私にとっては聴きなれない曲です。インタビューのときの樫本さんの風貌は恥じらいのある好青年という印象を受けましたが、いざ演奏が始まるとその演奏は、豊かな表情、若々しい響き、鋭い感性に聴き惚れてしまいました。ベルクのヴァイオリン協奏曲は、1935年に完成させた作品で、完成したあとベルクは急逝しましたので彼は本作の演奏に接することはできなかったという作品です。

下の画像はGIFアニメです



二人はいずれも十代で有名な国際コンクールを制覇し、その名を世界に知らしめました。
庄司紗矢香さんは、1999年パガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールにおいて16歳という年齢で、日本人として初めての優勝を修めました。これはこのコンクール史上最年少記録であり、天才少女出現のニュースは世界中のテレビや新聞のトップを飾ったことが思い出されます。
樫本大進さんは、数々のコンクールで優勝、入賞を果たしたあと、1999年フリッツ・クライスラーとロン=ティーボ国際音楽コンクールで優勝、一躍その名を知られるようになりました。
二人への世界中が寄せる期待の大きさは計り知れないものがあると言われています。
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合唱団エトワール 6thコンサート

 昨日(12月2日)合唱団エトワールの第6回コンサートが調布グリーンホールで開催されました。合唱団エトワールは結成されてから18年間各種の合唱祭に参加され、活躍されています。パソコンの友やえもんさんが所属されていらっしゃるおかげで素晴らしい混声コーラスを聴く機会に恵まれました。3時開演までには大ホールがほぼ満席になりました。エトワールの人気のほどがうかがわれます。
下の画像はGIFアニメです。クリックしてご覧下さい

今年はモーツアルト生誕250年にあたる年ということでまずモーツアルトの「ミサ・ブレヴィス」の合唱から始まりました。男声、女声コーラスの美しいハーモーニーが流れます。モーツアルトのミサ曲の中で最も美しく完成度の高い作品ですから、練習はどんなにか大変だったことでしょう。
ジョン・ラター編曲の「Five Traditional Songs(5つの伝承歌)」は初めて聴いた曲ですが、元はアイルランドに伝わった民謡だそうで、イギリス南部が舞台になった伝承歌で哀愁が心に伝わってきます。
歌詞が英語でしたからその努力には敬意を表したいと思います。

高田三郎作曲の「水のいのち」は有名な曲で合唱曲としてよく歌われます。ここに描かれる水ー雨・川・水たまり・海ーには悲しみと喜びがあり、それは、まさに人生の歩みであり、胸にジーンときました。ソロの方の声も澄んでいてきれいでしたね。
最後の「宮崎駿アニメ映画音楽集」はこれまでと一変して、衣服もカラフルなTシャツになり、軽やかなステップをつけて歌ったり、踊りがあったり、最後は聴衆の手拍子と一体となって楽しいステージとなりました。

心なごむひとときを過ごすことができて幸せでした。団員の方々は熟年が多いそうですが、皆さん若々しく元気はつらつとしていらっしゃり、ひとつの事を一所懸命集中して仕上げていくことは本当に素晴らしいことですね。

今後のご発展とご活躍をお祈り致したいと思います。


フィナーレ
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