ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

「核の倫理語る責任」

2006年12月06日 11時09分00秒 | 日記
窓の外は少し寒いかもしれませんが穏やかなやわらかい冬の日差しがやさしく、ぼくはPCに向かうおかあさんのおひざに寝そべっています。

でも、昔のように跳躍が得意ではなくなってきました*(涙)*
ついこの前までは食卓の椅子からテーブル、ひょいひょいと苦も無く飛び乗っていたぼくですが、特にフローリングの床から椅子に座るおかあさんのブアツイ膝の上までは助走しても滑るので、少々躊躇するようになってきたのです。

「マーリー」というラブラドールの本を読んで枕に涙したおかあさんにとって、ぼくの老いもひしひしと感じてきているようです。

椅子の足元に座布団を敷いて、踏み切りしやすくしてくれました*(ロケット)*

洗濯機を回しながら古新聞を片付けていてふと目にした記事のことをどうしても書きとめておきたくてPCに向かっているおかあさんです。

社説の載っている(あまり人目にはふれないような)紙面の一番下に
「被爆国日本には核の倫理語る責任」がある、と国際原子力機関(IAEA)事務局長が発言しているそうです。

もっともな事だと思います。
<もし日本が核兵器を保有するようになったら、韓国や台湾をはじめアジアのすべての国の核兵器保有を心配しなければならなくなる。我々は数十の核兵器保有国が存在する中で生きて幸せだろうか。それは文明の終わりの始まりだろう>

どれほどの見識がある偉い方かぼくは知らないけど、傲慢でうがった考え方だと思えてならないのです。

数十はダメでアメリカ・ロシア・イギリス・フランス・中国だけは認めるというのかい*(!?)*

「被爆国」の責任より「投爆国」の責任を問うべきではないのかい*(びっくり2)*

アンシュタインや湯川秀樹さんが嘆いていたというテレビ番組を見ていた時も同じように思ったのはぼくだけでしょうか。。。