ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

マッチ売りの少女

2005年12月24日 15時06分00秒 | 日記
ぼくのおかあさんはクリスマスになると『マッチ売りの少女』をいつも思い出すのですが、気になって調べてみるとあれはクリスマスではなくて大晦日の晩だったんだね。

寒い晩にマッチが1本も売れなくておうちに帰れない少女、明るい窓から見える暖かい部屋の中のご馳走や幸せそうな家族の様子、小さいときに見た絵本の印象がおかあさんの心の中に強く残っているのです。

明るい日差しが入る部屋の中で、ぬくぬくとおかあさんのひざに乗ってPCの前にいるととても悪いことをしているように思うのです。

帰るおうちもないストリートチルドレンは世界中に1億人もいるそうです*(びっくり2)*

ぼくのおねいちゃんはこのごろ、ずっと居間のコタツの中で寝てしまいます。
おかあさんが”自分のベッドへ行きなさいー”とどなっても。

なんでコタツで寝るのが悪いのかぼくにはわからないので、険しくなるおかあさんの言葉にぼくはただおろおろしているばかりです。

もしかしたら、おねいちゃんもストリートチャイルドなのかもしれない、とふと思いました。