ももすけの日記

品良きは背筋伸びたる夏帽子
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

枇杷

2003年06月24日 20時46分00秒 | 日記
おにいちゃんやおねいちゃんが子どもの時、お庭でぷっと吐いた種から芽が出て、大きくなった枇杷の木。
もともとの庭の造りにはあっていないから、いつのまにか、あちこち、大きくなってしまって、引っこ抜いてしまうのもかわいそう、そうだ、公園に植えちゃおう、と名案だと思った。
公園はすぐ近くなのだけど、かなり大きくなっていたので、おかあさんひとりでは無理でした。
それで、市役所に電話をしてみたら、係の人がわざわざ尋ねてきてくれたのだけど、予定外のものは植えられないんですと。
こんなにたくさんあったら、それこそ森になるから、一番いいところにあるのだけ残して、あとは抜きましょう、とやってくださったんですって。
去年、実ったのをひとつ食べたけど、ちっとも美味しくなかったんだ。
そりゃ、肥料をちゃんとやらなきゃ、ときいて、今年は寒肥を根元においたんだよ。
おとなりで、植木やさん用の脚立を借りて、取る事、取る事。
大きなタライほどもあるザルに、山盛り2杯もあったんだ。
おとなりと、おむかいにお裾分けをしても、まだまだ、いっぱい!
でも、肥料が少し足りないのか、時期も少し早かったのか、お味はとっびきり、というほどでもないんだ。
よ~し、来年はもっとおいしくなるように、がんばってみよう。