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ももすけの日記

化粧水のほのとかをりて初化粧
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

Mr.Valentine

2014年02月14日 11時59分20秒 | 日記

ぼく、momosukeは1998年2月14日、九州宮崎で生まれました。

そして2014年2月3日、大阪にてこの世を去りました。

 

今日まで生きていられたら満16歳のお誕生日だったのだけれど。

今朝は雪、7時  それから、まだ降り続いています。 

ぼくはお庭の片隅にお墓を作ってもらいました。歴代の我が家の犬たちが眠っています。

先代のももすけ(ヨーキー)はやはり運動神経が良くて、庭からよく脱走しました。にっと笑う、誰とでも仲良くできるとても性格の良い犬でした。

マツゴローは精悍で男前で、いつも自分が捨てられた犬だということをわきまえていたシャイな犬でした。

そしてぼくは、チアフル(cheerful)と言う言葉がおかあさんは思い浮かぶのだそうです。

前の2匹ほど楽に死ねなかったから、それにブログなんて書いてたから、それからおかあさん自身が年をとってきているから、そして一度ならず何度か、おかあさんとぼくが似ていると人に言われたことがあるから、そしてぼくがキュートな犬だったから、そしてぼくはおかあさんが大好きだったから、ぼくの死はかなりこたえているようです。

何を見ても、何をしていても思い出すのです。ぼくの洋服やレインコートは玄関に吊ったままだし、ぼくのベッドも毛布もそのまま、食器やスポイトなども、ぼくがいたとき、そのままにあります。(冷蔵庫にあったごはんやおやつは、昨日、ようやく捨てたのですが、おかあさんはその行為がぼくに対してかわいそうなことをしているような気がして胸が締め付けられるのだそうです)

大好きな水仙の香さえかなしくなってしまいます。 

出かけていても「早く帰らなくては…」と思わず思ってしまうことすらかなしい。

どっぷりと哀しみに浸っているおかあさん。

おともだちからいただいたジュ・テームというお菓子  おいしかった~

山茶花の花はいつも惜しみなく咲いて惜しみなく散っていきます。その花びらがハート形をしているのに今頃気づきました。 

おかあさんが生きている限り、ぼくも生き続けているのです。

 

 

 

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危ういところでした!

2014年01月29日 18時24分19秒 | 日記

いつ頃からだったろう、ぼくはだんだんしんどくなってきてご飯も食べられなくなりました。

そして、くぅぅぅん、くぅぅぅぅん、鳴く回数も増え、介護に専念すると宣言していたおかあさんも、ただただ、じっと、ぼくを抱っこして途方にくれていました。

でもお天気の良い日にはお庭で日向ぼっこなどをし(1/12)  ときにはおかあさんが抱っこして(1/14)  少し遠くまでおさんぽに出かけたりもしていました。

愛おしのmomo(1/19) 

いよいよおかあさんの手に負えなくなって車で病院へ(1/20)  血液検査の結果、肝臓の数値がかなり悪くなっているそう。

とりあえず抗生剤と鎮静剤ととびきりおいしい缶詰のご飯ともらって、しばらくは、また、もちなおして(1/24) 

 

でも、それから少しして、ご飯も食べられず歩くこともできなくなりました。過呼吸のような苦しい息遣いになり、ご飯を食べられなくなってから2日の夕方、動物病院の閉まる時間ぎりぎりまで迷って、おかあさんとおねいちゃんはぼくを連れて行きました(1/27) 

 

涙をぽろぽろこぼしながら、おかあさんは獣医さんに訴えました。「楽にしてやってほしいのです」と。

「体温もかなり下がってきています、今晩は酸素室で様子をみて預かりましょうか。その間に自然に息を引き取るかもしれません。そのほうがお家の方にとっても気分が楽でしょう」と先生。

それなら、最後までいっしょにいたいので家に連れて帰ります、と。とてもとてもかなしいけれど、おかあさんもおねいちゃんも気分が楽になったようでした。

その晩はおねいちゃん(今は駅前でアパートを借りて一人ぐらしなのですが心配で帰ってきています)といっしょに寝ました。ぼくはずっと眠っていたのですが、ときどきおかあさんがお布団に手を入れてぼくの心臓が動いているかどうか確かめにくるのでした。

 

翌日、なんとなくもぞもぞしているとおねいちゃんがぼくをだっこしてお庭でおしっこをさせてくれました。足が踏ん張れないのですがベッドの中でするのはいやなのです。

もう口からご飯は食べられないかもしれない(動物病院では栄養補給の注射をしてもらうのです)と思いつつ、おかあさんはぼくに缶詰のご飯を少し食べさせてくれました。おなかがすいていたぼくはとてもおいしくてかぶりつきました。

それから何度かに分けてご飯を食べさせてもらいました。この缶詰食はおいしいんだ。(ちょっとお値段高いらしい)

すると、少し前程度には歩けるようになりました。、ふらふらして、ときどきずっこけるけど(1/29)   

もしかしたら、ぼくは麻酔注射されて殺されていたかもしれません!

おかあさんがたのんだ通り、獣医さんがはいはいと処置していたらと考えるとなんて恐ろしいこと!!、

一生懸命、ご飯を食べました、歩きました!!!

ぼくんちのお庭には今、水仙と蝋梅のいい香りがしています。   

それからあんまり知られていないかもしれないけれど枇杷の花の匂いもなんだか懐かしくていいんだよ。

 

 

 

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寝ぞろ言う犬

2014年01月08日 17時19分18秒 | 日記

ぼくはいつのころからか、犬のようにワンとかキャンとか鳴かなくなりました。

そのかわり、くぅぅん、くぅぅぅぅん、と何か訴えたいときは言うのです。

おかあさんは、いまはほとんどべったりぼくといっしょにいますから安心なのですが、それでも用事でおかあさんが出かけていないときに目が覚めると不安になります。

テーブルの下の椅子の「柱」の間をくぐりぬけようとして足をうばわれたり、ある時はソファーの後ろ側の隙間から入っていって後戻りできなくなり長い間くぅんっくぅん鳴いていて、ようやく帰ってきたおかあさんに助けられお水をごくごく飲んだこともありました。

また、いつのころからか、最近のことですが、ぼくは眠くなると(昼間もほとんど眠っていますが、夜になると)なんだか気持悪くなって

くぅん、くぅんと鳴いてしまいます。

ご飯も食べた、おしっこもした、一体何?とおかあさんは考えました。

赤ちゃんが眠くなってぐずぐず言う、あの「寝ぞろ」ではないかと。最初のうちはどこか痛いのかな、しんどいのかな、と心配していましたが、くるくる回って、くぅぅぅぅん、言いながら寝てしまうのですから。

 

昨夜はおかあさんは夕方からコンサートを聴きに出かけました。ぼくのことが気がかりでしたが、とても素晴らしいコンサートだったので幸せな気分になりました。http://www.festivalhall.jp/program_information.html?id=212

おかあさんは掌にまだ痛みを感じるので拍手できないのですが指と指をあわせての懸命の拍手をおくりました。

そして、、、お家に帰ってきたおかあさんは玄関のドアを開けて、ぼくがくぅんと鳴いていないようなのでほっとして居間に入りました。

ぼくは目が覚めたときおかあさんがいなかったので絨毯の上におしっこをしておきました。

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林檎

2013年12月30日 10時40分59秒 | 日記

11月に東北旅行したときに買って冷蔵庫にいれていた最後のりんごを今朝いただきました。

半分に切った瞬間、まだ蜜があり感動しました。

古くなるとりんごの蜜は果肉に浸透していってしまうようですが、出荷日13・11・14、道の駅かわさき(岩手県一関市川崎町薄衣法道地42-3)、生産者山蔭さんのりんごは立派に蜜が存在していました。

ふじと王林が2.5kgでなんと500円。いくつ買ったか忘れましたが車だったので大量に買っておみやげにしました。我が家の分も数袋とり置いていましたが途中、他のりんごも食べていましたから今まであったわけです。

真っ赤なほっぺのりんごが可愛くて愛おしくてと、りんご生産者さんたちの気持ちがちょっぴりわかるような気がしました。

しかし「林檎」という漢字、むつかしいです。なんでこんなにむつかしい漢字なんだろうと考えていて、今、じっとこの文字を見ていたらなんだか林檎の精になったような気がしてきました。

昨夜、とても分厚い本を読み終えて、少し文学気分にひたっています。

『孤愁』サウダーデ・・・過ぎ去った幸せへの追慕や郷愁   (おかあさん ねっころがり写真です)

 

今年はいろいろなことがあって退屈しない一年でした。家族や友人やそしてブログのおともだちにありがとう。

楽しいことがいっぱいの新しい年でありますように。

       

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タブレット

2013年12月27日 17時53分13秒 | 日記

ガラケーという言葉、最近耳にしました。

ガラパゴス携帯の略、と聞いて、そうか、スマホじゃなくてそんな古いのを持っている人をガラパゴスのシーラカンスみたいに進歩していないことを馬鹿にしてるのかと一瞬ひねくれて考えました。

>それは、日本の携帯が世界から隔離されたような環境で独自の進化をとげたからなんです。ワンセグ・着うた・着メロ・電子マネー・お財布携帯・アプリ・ゲームなど、日本では当たり前のような機能も、実は海外ではほとんど普及していない機能なのです。<http://www.toha-search.com/pc/garake.htm>

へぇ、そうなんだ。

タブレットという言葉も少し前から聞いていました。

錠剤のイメージなのですが、パソコンをぎゅっと小さくしているのかな、とか思っていましたが、タブレットパソコンという表示。

入院していたとき、パソコンかスマホがあったらいいなぁ、と思いました。次に入院するまでには(いつかわからないけど・・・)欲しいと思っていたのです。

少し前から目をつけていたアマゾンの”キンドルファイア”というのをようようにゲット。

 

だが、、、、時間かかり過ぎ。

もっとも、パソコンを最初やり始めた時も、なんだかだとわからないことばかりでたくさんの時間を使っていましたっけ。

それと同じと言えばそうだけど、カメラが手前にしかなくて、自分の方に向けてしか撮れないと知って、なんだか空しい買い物をしてしまったような気分に。。

本や音楽を買って楽しむというのはいいかもしれない、と思っていたけれど、読みたい本、聴きたい音楽が見つからないし、探す時間にもくたびれてしまいます。

すくなくともサイズの大きい方のキンドルなら前面、背面にカメラがついているので、それだけでも使えたような気がするのだけれど。高いおもちゃだから、今すぐ、それをまた買うというわけにはいかないだろうなぁ・・・

 

おかあさんは寝転がって、なんとかぼくの写真を撮ってみましたが、いつもいつも、こんな風に寝転がって写真を撮るわけにもいきません!

 

 

 

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