昨日の朝日新聞夕刊に、「やさしい医学リポート 人生の目的意識と死亡率」という記事がありました。
予防医学の坪野吉孝・東北大学教授が、生きる傾向と長生きについて解説していらっしゃいます。
人生に目的意識を持った人は、死亡率が低いことが、証明されたのだそうです。
『心身医学』6月号に発表されました。
アメリカの地域在住者1238人(平均年齢78歳)を、最長5年間追跡調査し、そのうち151人が亡くなりました。
人生の目的意識に関するテスト10項目に答えてもらいました。
「私は人生に方向性と目的の感覚を持っている」
「私は将来の計画を立て、それを実現させるために働くことを楽しむ」
「人生を目的なしにさまよう人もいるが、私はそうした人々の1人ではない」
「私は人生でなすべきことをすべて行ったように感じることがある」 等の質問です。
回答を、1~5点から1つ選んでもらい(5点満点)、合計を質問数で割って平均を出しました。
上位10%(4.2点)の人は、下位10%(3.1点)に比べ、死亡率が43%も低いという結果になりました。
この質問の結果と幸福感や自己評価等との関連を調べた調査は過去にもありましたが、死亡率との関連を調べたのは、今回が初めてです。
研究者によると、人生の目的意識に関するテストは、ナチスのユダヤ人収容所を生き延びて『夜と霧』を著したヴィクトール・フランクルの考え方を参考にしたものだそうです。
フランクルの考え方は、極度の逆境下でも、人生を意味あるものとすることは可能であり、人生に対する目的意識を持つことが、心理的健康を維持する上で本質的である、ということでした。
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質問が、もとは英語だった雰囲気の日本語です。
43%も差があるのは大きいと感じました。
予防医学の坪野吉孝・東北大学教授が、生きる傾向と長生きについて解説していらっしゃいます。
人生に目的意識を持った人は、死亡率が低いことが、証明されたのだそうです。
『心身医学』6月号に発表されました。
アメリカの地域在住者1238人(平均年齢78歳)を、最長5年間追跡調査し、そのうち151人が亡くなりました。
人生の目的意識に関するテスト10項目に答えてもらいました。
「私は人生に方向性と目的の感覚を持っている」
「私は将来の計画を立て、それを実現させるために働くことを楽しむ」
「人生を目的なしにさまよう人もいるが、私はそうした人々の1人ではない」
「私は人生でなすべきことをすべて行ったように感じることがある」 等の質問です。
回答を、1~5点から1つ選んでもらい(5点満点)、合計を質問数で割って平均を出しました。
上位10%(4.2点)の人は、下位10%(3.1点)に比べ、死亡率が43%も低いという結果になりました。
この質問の結果と幸福感や自己評価等との関連を調べた調査は過去にもありましたが、死亡率との関連を調べたのは、今回が初めてです。
研究者によると、人生の目的意識に関するテストは、ナチスのユダヤ人収容所を生き延びて『夜と霧』を著したヴィクトール・フランクルの考え方を参考にしたものだそうです。
フランクルの考え方は、極度の逆境下でも、人生を意味あるものとすることは可能であり、人生に対する目的意識を持つことが、心理的健康を維持する上で本質的である、ということでした。
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質問が、もとは英語だった雰囲気の日本語です。
43%も差があるのは大きいと感じました。
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