昨日の朝日新聞土曜版beに、「フロントランナー 豪州食肉家畜生産者事業団駐日代表 サマンサ・ジャミソンさん(41歳)」という記事がありました。
日本に豪州産牛肉を紹介する団体の代表は、日本留学の経験のある子持ちのアラフォー女性、サマンサ・ジャミソンさんと紹介されていました。
豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)は、オーストラリア産の牛肉と羊肉の消費と輸出促進を目的とする非営利法人で、1998年に設立されました。
ジャミソンさんは、オーストラリアの牧場を経営する家庭に生まれ、子牛や子羊は遊び相手でした。
出身地のカウラは、日本との交流がある町で、日本庭園や日本人の慰霊墓地があり、中学・高校では日本語の教育もあったそうです。
ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)を卒業し、1989~1990年に日本に留学しました。
東京・目黒区にホームステイし、世話をしてくれた夫婦は、子どもがすでに独立していたので、ジャミソンさんのことを実の子どものように扱ってくれたということです。
毎日、商店街で一緒に買い物をし、新鮮な魚の見分け方、日本人の肉の好みや売られ方、主婦の買い物の仕方も学んだ2年間でした。
豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)の前身の豪州食肉畜産公社(AMLC)に就職します。
2001年11月に、34歳で駐日代表に任命されます。
日本で初めてBSE感染牛が見つかった直後で、国産・輸入を問わず、消費者の牛肉離れが進み、豪州産も急激な需要の落ち込みに見舞われたときでした。
マーケティング費の大半を使い、メディアを通して安全性をアピールし、自ら先頭に立って試食会や消費者向けのキャンペーン等も催し、豪州の取り組みを直接訴えました。
行動力には定評があり、オフィスにこもるのではなく、顔の見える代表として現場主義を貫いています。
昨年6月にラット首相が来日し、都内スーパーを視察した際も、自らエプロンをしてオージー・ビーフの試食コーナーに立ちました。
遠目には穏やかに歓談しているように見えましたが、交渉中の日豪経済連携協定(EPA)について日本市場を熟知する立場からの意見を述べました。
元豪州大使館主席商務官の戸田美紀子さんは、
「穏やかに見えて、どんな状況でもポイントを押さえて役割を果たす」
「よく辛抱する人。そこがみんなに『彼女のためなら』と思わせる」
と語ります。
料理研究家の栗原はるみさんは、
「彼女の人柄が何よりの魅力」と話します。
弁護士の夫も来日し、2007年には東京で女児を出産しました。
-----------
ほっそりしたエプロン姿のジャミソンさんが、豪州から来日した畜産農家の人に自宅でしゃぶしゃぶをふるまっている写真でこの記事に目を停めました。
穏やかな笑顔で、協調する姿勢がうかがえる表情でした。
BSE問題の間に、豪州産牛肉の評価が上がったのは、こういう方の働きがあったのかと思いながら読みました。
日本に豪州産牛肉を紹介する団体の代表は、日本留学の経験のある子持ちのアラフォー女性、サマンサ・ジャミソンさんと紹介されていました。
豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)は、オーストラリア産の牛肉と羊肉の消費と輸出促進を目的とする非営利法人で、1998年に設立されました。
ジャミソンさんは、オーストラリアの牧場を経営する家庭に生まれ、子牛や子羊は遊び相手でした。
出身地のカウラは、日本との交流がある町で、日本庭園や日本人の慰霊墓地があり、中学・高校では日本語の教育もあったそうです。
ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)を卒業し、1989~1990年に日本に留学しました。
東京・目黒区にホームステイし、世話をしてくれた夫婦は、子どもがすでに独立していたので、ジャミソンさんのことを実の子どものように扱ってくれたということです。
毎日、商店街で一緒に買い物をし、新鮮な魚の見分け方、日本人の肉の好みや売られ方、主婦の買い物の仕方も学んだ2年間でした。
豪州食肉家畜生産者事業団(MLA)の前身の豪州食肉畜産公社(AMLC)に就職します。
2001年11月に、34歳で駐日代表に任命されます。
日本で初めてBSE感染牛が見つかった直後で、国産・輸入を問わず、消費者の牛肉離れが進み、豪州産も急激な需要の落ち込みに見舞われたときでした。
マーケティング費の大半を使い、メディアを通して安全性をアピールし、自ら先頭に立って試食会や消費者向けのキャンペーン等も催し、豪州の取り組みを直接訴えました。
行動力には定評があり、オフィスにこもるのではなく、顔の見える代表として現場主義を貫いています。
昨年6月にラット首相が来日し、都内スーパーを視察した際も、自らエプロンをしてオージー・ビーフの試食コーナーに立ちました。
遠目には穏やかに歓談しているように見えましたが、交渉中の日豪経済連携協定(EPA)について日本市場を熟知する立場からの意見を述べました。
元豪州大使館主席商務官の戸田美紀子さんは、
「穏やかに見えて、どんな状況でもポイントを押さえて役割を果たす」
「よく辛抱する人。そこがみんなに『彼女のためなら』と思わせる」
と語ります。
料理研究家の栗原はるみさんは、
「彼女の人柄が何よりの魅力」と話します。
弁護士の夫も来日し、2007年には東京で女児を出産しました。
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ほっそりしたエプロン姿のジャミソンさんが、豪州から来日した畜産農家の人に自宅でしゃぶしゃぶをふるまっている写真でこの記事に目を停めました。
穏やかな笑顔で、協調する姿勢がうかがえる表情でした。
BSE問題の間に、豪州産牛肉の評価が上がったのは、こういう方の働きがあったのかと思いながら読みました。
どんな方だろうと調べたくなるような方で、メールの返事がすぐというお話は、そういうお人柄なのかと読ませていただきました。
北摂はマスク売り切れですか、途中で買えるといいですね。
かくいう私もアラフォーで。
朝日新聞の記事は知らなかったのですが、すごくびっくりしました。モカさんにわかりやすく紹介してもらって感謝&納得しました。有難うございます。
実はそのイベント内容がとってもよかったので早速お礼メールを書いたんですが、そのときにmocha40さんのブログ記事のURLも添えたんです。
そうしたら週明けにご自身からメールが来まして、追伸でブログに載っていたことを驚いていらっしゃいました。
ちなみにSamanthaさんはスラリと背が高くて、物腰も穏やかな方で、オーストラリアンビーフ&ラムのPRに努めていらっしゃいました(てっきり年上だと思ってしまったほど…)
ご両親も生産者なのだそうです。
というわけで、今度はこちらにいきなり書き込ませていただきました。モカさんのほかのブログ記事はこれから拝見させていただきます。
追伸)神戸同様、こちら北摂もマスク売り切れ。風評被害も心配だけど、ちゃんと検査してくれる自治体のほうが安心かなも思います。
東京が未だ感染0なんてありえない気が…そして私はマスクないまま週末都内へ…。
いきなり&乱筆でスミマセン。