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自民党: 参院議員会長選挙 中曽根さん>谷川さん 理由は

2010年08月13日 07時19分51秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「自民参院会長に中曽根氏 派閥調整崩壊、くじ引き決着」という記事がありました。

自由民主党の参院議員会長選挙で、派閥のバランスを主張して3派から支持された谷川さん、「脱派閥」を主張した中曽根さんの選挙で、中曽根さんが勝ったのだそうです。

8月11日に、自由民主党の参院議員会長選挙が行われました。

谷川さんが、先に立候補しました。
町村派、額賀派、古賀派の3派が支持を表明しました。

3派の幹部は、選挙になる前から、執行部(参院議員執行部)のポストの割り振りを決め、所属する議員に、「中曽根支持なら、人事で干す(冷遇する)」と圧力をかけました。

青木幹雄元会長(参院選挙で引退)が、「ドン」と呼ばれていた小泉政権時代には、参院自民党が、政府が提出した法案が通過するか否かを左右するほどの存在感がありました。

森善朗元首相(町村派相談役)は、「派閥がバラバラになってしまう」と、谷川さんを支持するよう町村派幹部に要請しました。

中曽根さんは、中堅・若手議員の支持で立候補しました。

中堅・若手議員は、党改革が必要だと考えています。
「派閥談合ではなく、開かれた選挙でねじれ国会の司令塔を選ぶ場に」と主張しました。

谷川さんは、「政権奪回への結束」
中曽根さんは、「派閥こそが障害だ」

投票の結果、40票対40票で、同数でした。

規定により、「くじ引き」となり、少ない数が書かれた棒を引いた中曽根さんが勝利しました。

当初、3派合計で55人いるので、谷川さんが有利と見られていました。

谷川さんが所属する町村派からは、5名が中曽根さんの推薦人となり、派の40%が中曽根さんに投票したと見られるということです。
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テレビのニュースで、谷川さんが「派閥のバランスを考えて人事を行います」という趣旨のことをおっしゃっているのを聞いて驚きました。

中曽根さんが勝って、「若い人も含め、適材適所で行きたいと思います」と述べられていて、当然だと感じました。

自民党は、外交や消費税については、評価する点もあります。

しかし、政権を取れば、首相が決まっても支えていこうとはしないで、早く次の首相にして自分が大臣になるんだと考え、「日本をよくしていこう」という考えは少ないように思われます。

もっと若手が執行部になり、「日本をどうしていけばいいのか」という視点で活動したら、支持も伸びるのではないでしょうか。


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