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猟友会会員: 減少傾向 クマ、イノシシは増加 誰に駆除を頼む? ビジネスチャンスも

2010年10月21日 08時23分24秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「時時刻刻 減る猟師 増える獣 限界の山」という記事がありました。

ニュースの背景を解説するコーナーです。

クマやイノシシの被害がよくニュースになっていますが、猟友会の会員は減る傾向にあり、最盛期の4分の1になっているうえ、平日に動ける自営業の会員も減っているのだそうです。

猟友会の会員は、1970年代は40万人を超えていました。
現在は、10万人以下になっています。

会員が減った理由としては、
 防寒具としての需要が減り、毛皮が売れなくなった
 レジャーの多様化
 鳥獣保護機運の高まりによる狩猟制限
があります。

2007年には、長崎県での散弾銃乱射事件があり、2009年末に改正銃刀法が施行されました。

猟銃を扱うには
 都道府県の猟銃免許試験に合格する
 公安委員会の鉄砲所持許可を取る
必要があります。

改正法施行により、実包1発ごとに使用状況を帳簿につけることなどが義務化されました。

3年に1度の免許更新の際も、
 精神疾患がない
 認知症ではない
 家庭内に銃を悪用するおそれがある人がいない
なども条件になりました。

会員全員が更新期を迎える2012年には、急激に会員数が減ると見られています。

シカやイノシシなどの野生動物による被害額は、222億円(2009年度)になります。

北海道では、自衛隊に支援を頼む案も出ましたが、農作物被害への対応は、自衛隊法にありません。

大分県では、オオカミ導入(中国からニホンオオカミに近い種を輸入して、山林に放つ)も考えているということです。
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先日の、クマが施設内に入ったときも、麻酔銃を打ったものの、暴れたため銃殺になったと聞きました。

生身のクマが現れたら、素人では太刀打ちできません。
獣医さんは、麻酔銃は打てますが、本物の銃は打てません。

野生動物を銃で撃つというのは、特殊な技術です。

猟友会のメンバーが減少し、平日に活動できる人はさらに少ないとなると、誰に頼めばいいのだろうと思います。

消防や警察は、公なので、野生動物駆除の専門家を各都道府県に持ってもらえばいいのでしょうか。

猟友会の方が、駆除に出動するとき、保険とか費用とかは、どうなっているのでしょう。
謝礼なし、保険なしでは、大変でしょう。

これはビジネスになるでしょうか。

警備会社などが、そういう部門も作って、要請があれば対応するのは、どうでしょう。
食害コンサルタントも、動物の習性を学んだ専門家がアドバイスしてくれるのも、成り立ちそうです。


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