ある40代女性の生活

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留学生就職セミナー: 日本語流暢 リクルートスーツ 文化の通訳を期待

2010年11月05日 08時49分35秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「窓 論説委員室から 留学生のシューカツ」という記事がありました。

論説委員の方が、専門の分野にまつわるエピソードを紹介されるコーナーです。

論説委員さんは、日本で行われた留学生向けの就職セミナー会場に行かれたのだそうです。

全員がリクルートスーツ姿で、意外に思われたそうです。

約200人の留学生は、大半が中国や韓国の若者です。
日本滞在4~5年で、日本語はとても上手です。

セミナーでは、講師が「どんなに実力があっても、日本企業で働きたければ、日本のビジネスマナーの理解と共感が必要です」ということを強く伝えていました。

「仕事でトラブルが起きた時は、まず『申し訳ありません』と謝って下さい。たとえ自分に責任がなくても、まずその場を収めることが必要なんです」

企業面接のアドバイスでは、「討論の相手にストレートに『反対』と言わない。『そういう意見もありますが』とまず相手の顔を立てるのが先です」

文化の違いを理解したうえでのアドバイスです。

少し態度が違うと「変わり者」としてしまう企業文化に日本人が無自覚なままでは、13万余人の留学生を失望させてしまうだろうということです。
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セミナーでのアドバイスは、実際に役に立つ効果的なものに思えます。

期待されるのは、文化の通訳のような役割なのではと感じます。

これからアジア関連のビジネスはますます増加するでしょう。

その際、日本企業のアジア担当者として、交渉をするとき、相手国の言う論理も分かるし、日本企業側へ「こういうつもりで交渉してきている」と伝え、自ら対応もできる人になってほしい。

セミナーで教えられていたような日本人の行動を理解すれば、その留学生は、ビジネス交渉でも外交でも、どうして日本人がそういう行動を取るのか理解できるようになれるでしょう。

そうすれば、自分が将来独立して自国で日本も相手にするビジネスを始めたときも、役に立つと思われます。

留学生向けの就職セミナーは、どのようなものがあるのだろうと興味を感じました。

「留学生就職セミナー」で検索すると、たくさんのサイトが出てきます。

「世界人材育成機構、鈴木主席講師による留学生就職セミナー」がありました。
(http://www.yokosojapan.net/mt/archive/000698.html参照)

留学生と日本人学生が造る新世代の国際交流新聞“グローバルコミュニティー”の多言語Webマガジンの特集です。
このWebマガジンは、日本語、英語、韓国語、中国語で読むことができます。

「国際人」のページでは、実際に日本で働いている留学生が自分の体験を伝えています。
通訳、国際結婚、中国へのオーストラリア・日本の対応など、興味深い意見が数多くありました。


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