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徳川家: 御三家の当主はいま何をしているの?

2009年10月02日 09時10分53秒 | 新聞
昨日の朝日新聞夕刊に、「人脈記 お殿様はいま 8 「家風」それぞれ徳川御三家」という記事がありました。

全国のお殿様の今を伝えるコーナーで、今回は、徳川御三家です。

徳川御三家とは、尾張家(尾張徳川家)、水戸家(水戸徳川家)、紀伊家(紀伊徳川家)の3つの徳川家のことです。

尾張家61万石の現在の当主は、第22代当主の徳川義崇さん(48歳)です。
お父さんが4年前に亡くなり、後を継ぎました。

「徳川美術館」(名古屋市)の館長を務め、週末に東京から名古屋に通う生活です。

高校時代からコンピューターを始め、学習院大学を卒業後、IT業界の社員が4人の会社に入り、10年働きました。
1995年の流行語大賞が「インターネット」でしたが、その数年前から自分のホームページを持ち、自分の顔写真を掲載したりしていました。

その後、家業の美術館や不動産管理をするようになったときに、その経験と知識が役に立ちました。

徳川美術館の所蔵品1万数千点の管理システムを構築し、国宝「源氏物語絵巻」のデジタル修復にも取り組みました。

水戸家35万石の当主は、徳川斉正さん(51歳)です。
お父さんが亡くなった23年前に家督を継ぎ、15代当主となりました。

慶応大学を卒業後、東京海上日動火災保険に入社し、「彰考館徳川博物館」(水戸市)の館長も兼ねます。

週末は水戸へ通います。

水戸家からは、15代将軍の慶喜が、一橋家の養子になった後に、将軍になりました。

紀伊家55万石の当主は、徳川宜子さん(52歳)です。

直系の男子がいなくなり、「いつの頃やら、何か自然発生的に、気がついたら、独身の私が当主におさまっておりました」。

東洋英和女学院短大を卒業後、文化学院で建築を学び、大成建設に入社しました。
1985年に、東京・銀座に設計事務所を開きました。

大学校舎、工場、教会、個人住宅などを設計し、数寄屋橋公園の公衆トイレも担当しました。
女性が安心して利用できるよう、明るく、安全に配慮し、好評でした。

紀伊家からは、8代将軍吉宗、14代将軍家茂を出しています。
旧蔵品は、和歌山県立博物館等に寄贈されています。

「この先、紀伊家がどうなるかですって。それはもう、自然の流れにお任せするしかないのかな、と思っております」ということでした。
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当主さん方が、40~50代で、現代社会を生きつつ、徳川家当主もなさっているのだと、記事を読みながら思いました。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
名のあるお人は。 (よの字)
2009-10-02 20:40:02
天下の徳川家、世が世ならお殿様、お姫様
だった方々ばかりですね。
今の時代を生きること、どう思ってらっしゃるのでしょうね。


そう言えば、昔団体旅行でご一緒したご夫婦も
徳川さん。
徳川の末裔の方だとおっしゃってました。
とっても殿様顔の方でした(笑)。

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よの字さんへ (モカ)
2009-10-03 08:24:32
徳川さんに会われたことがあるんですか。
お殿様の顔ってありますね、やっぱりそうなのですか。
日本で徳川さんと聞けば、皆、はっとしますね。
ご本人はどんな感じなんでしょうね。
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私がお会いした方は (よの字)
2009-10-03 09:38:38
そのときお会いした徳川さんは、とても
感じがよく、やわらかな物腰の方でした。
30代前半の方でした。
奥様も優しそうな方で、気取ったりえらぶったり
することがなく、さすが人の上に立つ人(?)
は違うなーという感じでした。

注目される人って、謙虚な方、人格の立派な方も
多いですよね!
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よの字さんへ (モカ)
2009-10-04 07:14:03
そうなんですか。
優雅とか上品という言葉を連想しますね。
30代でその雰囲気というのもすごいですね。
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