昨日の朝日新聞夕刊に、「エンドロール 「ゴールデンスランバー」×EX(エキストラ)担当・平井克理さん」という記事がありました。
映画製作の舞台裏を紹介するコーナーです。
1月30日に公開される映画「ゴールデンスランバー」では、3000人のエキストラが出演し、助監督出身の方が担当されたのだそうです。
「ゴールデンスランバー」は、首相が地元でのパレード中に爆殺されてしまい、堺雅人さん(宅配ドライバー)が犯人の濡れ衣を着せられ、仙台の街中を逃げ回るという映画です。
すべて仙台市内で撮影され、2カ月半の撮影期間に、のべ3000人のエキストラを必要としました。
それを担当したのが平林克理さん(40歳)で、普段は助監督としてエキストラに関わってきました。
今回は、その経験を見込まれて担当になりました。
まず、インターネットやポスターで、仙台でのエキストラを募りました。
4000人もの登録がありました。
同時に、ボランティアスタッフ(エキストラとの電話対応や撮影当日のケアをする)も募集しました。
OLや主婦を中心に、100人以上が集まりました。
エキストラへの電話は、日程調整はもちろん、シーンによる性別、年齢、髪の長さ、指定する衣装を持っているか等の条件もつきます。
確実な参加につなげるために、平林さんは、
「事務的にこなすのではなく、来たら楽しいって思わせる誘い方をしてほしい」と経験のないスタッフを指導しました。
無償で参加しているスタッフにとって、平林さんへの信頼が、やる気のもとです。
その日のできごとや、映画の仕組みを書いたメールマガジンを毎日送り、スタッフのモチベーションを保ち続けました。
最も重要なパレードのシーンでは、1000人のエキストラが参加し、事前に演技指導の講習会を開きました。
本番では、爆発で転んだり、頭をかかえてしゃがんだり、監督が驚くほどの演技ができました。
すべての撮影が終わると、ボランティアスタッフと3夜連続でお酒を飲み、涙で別れを惜しみました。
映画監督をめざす平林さんは、
「将来、自分が監督で仙台で撮影するときは、エキストラがたくさん来てくれるのではないかな」と笑われた、ということです。
--------------
よく映画のエキストラの話を聞きますが、どうやって募集し、参加してもらうのだろうと思っていました。
ボランティアスタッフという人たちがいらっしゃるんですね。
映画を見たら、堺雅人さんと共に、エキストラさんにも注目しそうです。
映画製作の舞台裏を紹介するコーナーです。
1月30日に公開される映画「ゴールデンスランバー」では、3000人のエキストラが出演し、助監督出身の方が担当されたのだそうです。
「ゴールデンスランバー」は、首相が地元でのパレード中に爆殺されてしまい、堺雅人さん(宅配ドライバー)が犯人の濡れ衣を着せられ、仙台の街中を逃げ回るという映画です。
すべて仙台市内で撮影され、2カ月半の撮影期間に、のべ3000人のエキストラを必要としました。
それを担当したのが平林克理さん(40歳)で、普段は助監督としてエキストラに関わってきました。
今回は、その経験を見込まれて担当になりました。
まず、インターネットやポスターで、仙台でのエキストラを募りました。
4000人もの登録がありました。
同時に、ボランティアスタッフ(エキストラとの電話対応や撮影当日のケアをする)も募集しました。
OLや主婦を中心に、100人以上が集まりました。
エキストラへの電話は、日程調整はもちろん、シーンによる性別、年齢、髪の長さ、指定する衣装を持っているか等の条件もつきます。
確実な参加につなげるために、平林さんは、
「事務的にこなすのではなく、来たら楽しいって思わせる誘い方をしてほしい」と経験のないスタッフを指導しました。
無償で参加しているスタッフにとって、平林さんへの信頼が、やる気のもとです。
その日のできごとや、映画の仕組みを書いたメールマガジンを毎日送り、スタッフのモチベーションを保ち続けました。
最も重要なパレードのシーンでは、1000人のエキストラが参加し、事前に演技指導の講習会を開きました。
本番では、爆発で転んだり、頭をかかえてしゃがんだり、監督が驚くほどの演技ができました。
すべての撮影が終わると、ボランティアスタッフと3夜連続でお酒を飲み、涙で別れを惜しみました。
映画監督をめざす平林さんは、
「将来、自分が監督で仙台で撮影するときは、エキストラがたくさん来てくれるのではないかな」と笑われた、ということです。
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よく映画のエキストラの話を聞きますが、どうやって募集し、参加してもらうのだろうと思っていました。
ボランティアスタッフという人たちがいらっしゃるんですね。
映画を見たら、堺雅人さんと共に、エキストラさんにも注目しそうです。
5月~7月までほぼ毎日エキストラさんの準備お世話に追われました。
↑の新聞に書いてある事は本当にそのまま事実です。
単なる事務ではなく、ボランティアスタッフが平林さんの代理で素敵な映画が作れるようにエキストラさんと話し、登録150名・実働60名が熱く走り続けた感じでした。
今回のボランティアスタッフというのは珍しい形だそうで、しかし、のべ3000人を使い、観光地でない仙台で撮影するこの映画はそういう助っ人がいなければいけなかったのだと思います。
この映画の実際のエンドロールにも、パンフのキャストスタッフ欄にも名前を入れてくださった、監督やスタッフ・・自分はものすごく温かい環境で映画を体感出来たと思います。
ゴールデンスランバーのラストでもらうスタンプは、私達にも監督がくれた物かも・・・そう思うと涙が止まらない私です。
映画製作に関わるって、すごい体験だと思います。
エンドロールやパンフレットにも、ボランティアスタッフさんのお名前が出るとのこと、じっくり見たいと思います。