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農協: 自ら「農業改革案」を提案 兼業農家→各集落に「担い手経営体」を創設 効率的な経営をめざす

2011年03月06日 11時22分35秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「農協、大規模営農へ転換 全中が提言案 20~30ヘクタールに農地集約、一体経営」という記事がありました。

農協(JA)を束ねる全国農業協同組合中央会が、これまでの兼業農家重視から、各集落に「担い手経営体」を創設するなど、効率的な農業への「農業改革案」を決めたそうです。

3月4日に、全国農業協同組合中央会(全中)が発表しました。

全国農業協同組合中央会は、農協(JA)を束ねる組織です。

農協は、これまで長い間、兼業農家(小規模)を主な顧客にしてきました。
兼業農家が、農協の政治力の源泉でもありました。

しかし、TPP(環太平洋経済協定)問題で、農協は農業改革に後ろ向きだと批判が出ました。

「農業改革案」では、

・1集落に1「担い手経営体」(農業生産法人、専業農家など)をつくり、効率的に営農
・兼業農家や定年になって帰農した人は、経営体を支える側に回ってもらう
・耕作放棄地の「発生ゼロ」を目指し、農協が耕作・管理も

などが提案されています。

富士重夫・全国農業協同組合中央会専務は、この提言を「大転換」としている  ということです。
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農協が、旧態依然を脱して、世の新しい動きに対応しようとし始めたことは、嬉しいことです。
 
高齢の方が多いので、「昔のままがいい」という意見もきっとあるでしょう。

しかし、日本の農業は変わらなけばならない時期に来ていると思います。

「全国農業協同組合中央会」で見てみました。

「【JA 全中】トップページ」が最初に出てきました。
(http://www.zenchu-ja.or.jp/参照)

「「農業復権に向けたJAグループの提言案」について、みなさまのご意見を募集します! [ 11 3 4 ] 」という項目がトップページにありました。

3月4日(金)~31日(木)で、農業者やJAだけではなく、みなさまのご意見を募集いたします。とあります。

※このフォームには、「農業復権に向けたJAグループの提言案」へのリンクがないので、何を見て意見を言えばいいのか分かりません。


「農業復権に向けたJAグループの提言案」で検索すると、

「集落単位で経営体づくり JAグループが農業復権に向けた提言案」という農業共同組合新聞の記事がありました。
(http://www.jacom.or.jp/news/2011/03/news110304-12764.php参照)

3月6日(日)、今朝の記事です。

4月の全中理事会で提言として正式に決める。  とあり、正式決定はまだのようです。

3月4日のJA全中通常総会では「TPP反対の国民運動の展開と農業復権の実現に向けた特別決議」を採択した。
(後日に詳報掲載)

とあり、ここでも提言案の詳細は見つけられませんでした。


3月1日に市役所に行く用があったところ、確定申告の自営業の方がたくさんいらっしゃいました。

農業と見える高齢のご夫婦も、何組も見かけました。

「毎年の申告は大変でしょう」と言うと、実家が農家だという方が、

「農協が、農機具や肥料購入の領収書を全部保管していて、この時期に全部一括で用意してくれるから、それを持ってくるだけで済んで簡単なんですよ」と教えてくださいました。

苗を買うのも農協から、お米を売るのも農協を通してやっていれば、全部農協まかせで済みますね。


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2 コメント

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Unknown (元単身赴任のYH)
2011-03-07 08:28:15
おはようございます。

この記事のことは知りませんでした。
へ~っ、そうなんですね。
今までの姿勢からは反対ですね。
でも本当にやるなら歓迎ですね!

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元単身赴任のYHさんへ (モカ)
2011-03-08 04:58:54
おはようございます。

農協が変われば、日本の農業は変わりそうですね。
どうなるか期待したいです。

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