昨日の朝日新聞に、「仕事中おじゃまします 日本文学研究者 ロバート・キャンベルさん 漢詩文もクイズも陽水も」という記事がありました。
クイズ番組「Qさま!!」にも出演される日本文学研究者のロバート・キャンベルさん(やせ型で日本人っぽい方)の仕事の舞台裏を紹介したものです。
1957年にニューヨーク生まれ、ハーバード大学大学院修了。
現在、東京大学大学院総合文化研究科教授です。
カリフォルニア大学バークリー校に入学したばかりのときに、「日本美術史」を受講し、室町時代の水墨画や狩野派の絵画に魅せられました。
「絵を支えている言語を理解できなければ」と始めた日本語が、やがて日本で日本文学を教える道へとつながってきました。
クイズ番組「Qさま!!」や情報番組「スッキリ!!」のコメンテーターとしても出演しています。
「自分ではぜったいに選ばない分野の情報が大量に目の前を駆け抜けていく。とても刺激になります」
駅からほど近い自宅は、玄関まで本に占拠され、江戸時代から明治時代の和本が、書棚にびっしりと入っています。
「明治20年代ぐらいまでの本は和装です。何冊あるか?わからないなあ」
10年ほど前までは、外国人が日本文学を研究する意味を問われるのがいやで突っ張っていたそうです。
時代区分にとらわれがちな学会の常識にも、「幕末を生きてきた人が明治を生きているわけでしょう。明治初期の新聞には、江戸時代の生活や言葉を理解するためのヒントがたくさんあります」
仲間とお酒を飲んで語ったり、音楽や舞台を楽しむことも好きです。
「井上陽水さんのライブ、最高!年齢による変化をかばう、補うという発想ではなく、パワーアップした歌い方でちがう解釈を示していた。偉大な方です。生き方のヒントをもらいましたよ」
-------------
自宅で本棚の本を手に取っていらっしゃる写真がありました。
和本なので、本が立てずに横たえてあります。
キャンベルさんご自身も、ちょっと目がぱっちりの落語家と言えそうな雰囲気で、服の好みも上着の灰色、シャツの水色、パンツの白が、全部、着物の色調で、渋い好みだと思いました。
クイズ番組「Qさま!!」にも出演される日本文学研究者のロバート・キャンベルさん(やせ型で日本人っぽい方)の仕事の舞台裏を紹介したものです。
1957年にニューヨーク生まれ、ハーバード大学大学院修了。
現在、東京大学大学院総合文化研究科教授です。
カリフォルニア大学バークリー校に入学したばかりのときに、「日本美術史」を受講し、室町時代の水墨画や狩野派の絵画に魅せられました。
「絵を支えている言語を理解できなければ」と始めた日本語が、やがて日本で日本文学を教える道へとつながってきました。
クイズ番組「Qさま!!」や情報番組「スッキリ!!」のコメンテーターとしても出演しています。
「自分ではぜったいに選ばない分野の情報が大量に目の前を駆け抜けていく。とても刺激になります」
駅からほど近い自宅は、玄関まで本に占拠され、江戸時代から明治時代の和本が、書棚にびっしりと入っています。
「明治20年代ぐらいまでの本は和装です。何冊あるか?わからないなあ」
10年ほど前までは、外国人が日本文学を研究する意味を問われるのがいやで突っ張っていたそうです。
時代区分にとらわれがちな学会の常識にも、「幕末を生きてきた人が明治を生きているわけでしょう。明治初期の新聞には、江戸時代の生活や言葉を理解するためのヒントがたくさんあります」
仲間とお酒を飲んで語ったり、音楽や舞台を楽しむことも好きです。
「井上陽水さんのライブ、最高!年齢による変化をかばう、補うという発想ではなく、パワーアップした歌い方でちがう解釈を示していた。偉大な方です。生き方のヒントをもらいましたよ」
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自宅で本棚の本を手に取っていらっしゃる写真がありました。
和本なので、本が立てずに横たえてあります。
キャンベルさんご自身も、ちょっと目がぱっちりの落語家と言えそうな雰囲気で、服の好みも上着の灰色、シャツの水色、パンツの白が、全部、着物の色調で、渋い好みだと思いました。
淡々としていらっしゃるのに、テレビで存在感があるのは不思議ですね。
ちょっと珍しいタイプの方だと思います。