ある40代女性の生活

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銀座: ホステスさんの髪セット バブル→現在

2009年12月21日 09時00分21秒 | 新聞
昨日の朝日新聞に、「砂時計 夜の街の盛衰 鏡にみつめ バブル景気」という記事がありました。

ユニークな場所で、昭和と現在のエピソードを紹介するコーナーです。

銀座の「FR美容室」は、座席5つの美容室で、銀座のホステスさんが利用するお店なのだそうです。

「今日は私、誕生日だから華やかにお願いします」

素顔で席についたホステスさんは、セットをしてもらいながら手早くお化粧もします。

佐藤心泉さん(女性)は、髪にブラシをかけ、カーラーで巻き、逆毛を立てます。

「最近、なんかおいしいもの食べはりました?」と大阪弁で話しかけると、ホステスさんはリラックスして、昨夜は飲みすぎたとか、家で待っている幼い娘のことなどを話してくれます。

セットは5分ほどで終了し、ホステスさんは夜の「舞台」へ出かけます。

佐藤さんは、高校時代に美容師になることを決めました。

シャンプーとパーマを繰り返す下積みのあと、大阪・北新地の美容室で働くようになったのは1980年代後半、22歳のときでした。

「バブル」と呼ばれた時代で、高級クラブが次々にオープンし、30万円の胡蝶蘭をぎっしり乗せて花屋の台車が配達をしました。

美容室のクローゼットには毛皮のコートが並び、ホステスさんは何百万円もする着物や高級ブランドのスーツで訪れ、「海外旅行に行っている間に、株が上がって、数千万円もうかったわ」と話しました。

佐藤さんは、朝から晩まで立ちっぱなしで髪をセットし、週末は別の美容室で働きました。

仕事優先で遊びに行く余裕もなく、早く技術を一流にして、独立したいと思っていました。
自分は地道にがんばろう。

そう思っていたときにバブルが崩壊しました。

不動産や株の暴落で、お客さんの羽振りのよさが一変しました。

ホステスさんは、お客さんに気を遣って派手は宝石などは控え、ライターも外国製から100円ライターになりました。

大変なのは自分だけじゃないんだ。
華やかな舞台で、浮き沈みの激しい中を生き抜いているホステスさんの苦労を見て、そう感じたそうです。

佐藤さんは、独立をし、大阪に店を出した後、銀座にも店を5年前に出しました。
高級クラブの街で、腕を試したいと思ったからです。

今は景気の影響で、クラブの閉店のうわさが流れたりします。

佐藤さんは、暗くなりがちな話題を避けながら、頑張っているみんなを一番美しい姿で送り出したいと考えるということです。
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美しいホステスさんの写真に目を引かれました。
佐藤さんも、ホステスさんに劣らず美しい方です。

美容師さんは、一般客にもいつも楽しく対応してくださいますが、こういう思いでやってくださっているのかと思いました。


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