昨日の朝日新聞に、「リレーオピニオン いいのか学校英語 2 インターナショナルスクールの理事長になった元駐日インド大使 アフターブ・セットさん 幼い時から毎日使う」徹底」という記事がありました。
元駐日インド大使のセットさんは、インドのインターナショナルスクールの理事長になり、そこで成功している方法から、外国語の習得には「幼い頃から毎日使う」がコツだと思われるのだそうです。
セットさんは、学生時代に慶応大学に留学しました。
大人になって駐日インド大使となり、2003年に任期が終わって帰国すると、すぐに日本に新設するグローバルセキュリティー研究所の所長にならないかと誘われました。
半年で再び日本に戻り、今回、グローバル・インディアン・インターナショナル・スクール(東京都江戸川区)の理事長に就任されました。
この学校は、もともとインド人の子女のために2006年に開校しました。
最初は50人でのスタートでしたが、現在では12カ国の250人が通っています。
日本人は、最初の数人から、61人(インド人に次ぐ多さ)に増えました。
月謝が5~6万円と欧米系に比べて安いこと
「インド式算数」など充実した理数系教育 も人気で、
徹底した英語教育が、最大のポイントとなっています。
幼稚園から高校まで、授業は全て英語、英語の授業が毎日あります。
話すことを重視していて、週1回の「パブリックスピーキング」では、全校の生徒の前で意見を発表させます。
インドでは、英語力が就職に直結するため、州立学校では中学校から英語を教えていたのを、早期教育が導入されるようになりました。
幼稚園から毎日英語を使っている我が校の子どもたちとの差は歴然だそうです。
セットさんは、英語を始めるのに、早すぎるということはないと考えられるそうです。
日本には「幼い子どもに2つ以上の言語を学ばせると、脳に過剰な負担をかける」との慎重論もありますが、セットさんはナンセンスという意見です。
セットさんの孫娘は、2歳前ですが、父親はインド人、母親はイラン人、ベビーシッターはエクアドル人、ニューヨークで暮らしています。
ヒンディー語、ペルシャ語、スペイン語、英語の4カ国語を話します。
さらに状況に応じて、それらを使い分け、セットさんの話したことをベビーシッターに通訳することもできます。
子どもの脳は、スポンジみたいに、次々と新しいものを吸収するのです。
いまインド人の英語力が世界的に注目されていますが、インドは早くから英語の死活的な役割を認識し、国策として学校の英語教育に重点を置いてきました。
そこが日本との違いで、セットさんは、日本は英語を公用化するくらいの大胆な政策を取るべきと考えるということでした。
------------------
2歳前に4カ国語、しかも通訳もできて、使い分けているお孫さんは、女性(脳幹が太いため、コミュニケーション能力が高いと言われる)だから、それとも優秀なDNAを持っているからでしょうか。
日本人としては、子どもには、古典や敬語も含め、正しい日本語や日本の価値観を持ってほしい。
その上で、英語や外国語が堪能になって欲しいと希望します。
外国では、商売をする人が文字は書けなくても、必要から何カ国語も話せたりします。
日本は、これまでは、人口も経済もけっこうあって、ガラパコス(自国内)で、十分成り立ってきました。
そのため、外国語を使うのは、外交官とか商社とか、エリートの傾向があったように思います。
しかし、少子化で企業も国外に目を向ける必要が出てくるし、グローバル化で外国企業に買収されたりもしています。
今までとは違う考え方が必要になってきているのだろうかと、考えました。
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元駐日インド大使のセットさんは、インドのインターナショナルスクールの理事長になり、そこで成功している方法から、外国語の習得には「幼い頃から毎日使う」がコツだと思われるのだそうです。
セットさんは、学生時代に慶応大学に留学しました。
大人になって駐日インド大使となり、2003年に任期が終わって帰国すると、すぐに日本に新設するグローバルセキュリティー研究所の所長にならないかと誘われました。
半年で再び日本に戻り、今回、グローバル・インディアン・インターナショナル・スクール(東京都江戸川区)の理事長に就任されました。
この学校は、もともとインド人の子女のために2006年に開校しました。
最初は50人でのスタートでしたが、現在では12カ国の250人が通っています。
日本人は、最初の数人から、61人(インド人に次ぐ多さ)に増えました。
月謝が5~6万円と欧米系に比べて安いこと
「インド式算数」など充実した理数系教育 も人気で、
徹底した英語教育が、最大のポイントとなっています。
幼稚園から高校まで、授業は全て英語、英語の授業が毎日あります。
話すことを重視していて、週1回の「パブリックスピーキング」では、全校の生徒の前で意見を発表させます。
インドでは、英語力が就職に直結するため、州立学校では中学校から英語を教えていたのを、早期教育が導入されるようになりました。
幼稚園から毎日英語を使っている我が校の子どもたちとの差は歴然だそうです。
セットさんは、英語を始めるのに、早すぎるということはないと考えられるそうです。
日本には「幼い子どもに2つ以上の言語を学ばせると、脳に過剰な負担をかける」との慎重論もありますが、セットさんはナンセンスという意見です。
セットさんの孫娘は、2歳前ですが、父親はインド人、母親はイラン人、ベビーシッターはエクアドル人、ニューヨークで暮らしています。
ヒンディー語、ペルシャ語、スペイン語、英語の4カ国語を話します。
さらに状況に応じて、それらを使い分け、セットさんの話したことをベビーシッターに通訳することもできます。
子どもの脳は、スポンジみたいに、次々と新しいものを吸収するのです。
いまインド人の英語力が世界的に注目されていますが、インドは早くから英語の死活的な役割を認識し、国策として学校の英語教育に重点を置いてきました。
そこが日本との違いで、セットさんは、日本は英語を公用化するくらいの大胆な政策を取るべきと考えるということでした。
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2歳前に4カ国語、しかも通訳もできて、使い分けているお孫さんは、女性(脳幹が太いため、コミュニケーション能力が高いと言われる)だから、それとも優秀なDNAを持っているからでしょうか。
日本人としては、子どもには、古典や敬語も含め、正しい日本語や日本の価値観を持ってほしい。
その上で、英語や外国語が堪能になって欲しいと希望します。
外国では、商売をする人が文字は書けなくても、必要から何カ国語も話せたりします。
日本は、これまでは、人口も経済もけっこうあって、ガラパコス(自国内)で、十分成り立ってきました。
そのため、外国語を使うのは、外交官とか商社とか、エリートの傾向があったように思います。
しかし、少子化で企業も国外に目を向ける必要が出てくるし、グローバル化で外国企業に買収されたりもしています。
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