今日の朝日新聞GLOBEに、「私の海外サバイバル 17 サンパウロ(ブラジル) 森和哉」という記事がありました。
海外で働く日本人の方に、仕事の内容や休日の過ごし方を語ってもらうコーナーです。
キッコーマンブラジル駐在員事務所ディレクターの森和哉さんは、ブラジルでは「予定通りに仕事が進むことはまずない」と分かったのだそうです。
森さんは、1974年(昭和49年)生まれです。
キッコーマンに入社し、日本で営業を8年、海外営業部で1年を経験した後、4年前にブラジル(サンパウロ)に着任し、醤油を売ることになりました。
キッコーマンはブラジルには1985年に進出していますが、日本、欧州、シンガポールで作った醤油を南米まで運んで売るので値段が競合品(日系人の醤油会社など40社)の2~3倍もします。
ブラジルでは、商談相手が突然会社を辞め、交渉が振り出しに戻ることも何度かありました。
ブラジルの仕事のやり方は、見切り発車をして、何か起きたらその場で素早く対策を考えるのだそうです。
予定通りに仕事が進むことはまずなく、「朝令暮改」を本社にどう報告するかに悩む ということです。
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わぁ、意外と大変なんだと思いました。
海外でもキッコーマンのテレビCMはよく見かけましたし、日本食ブームで楽勝だろうと予想していました。
南米にキッコーマンの醤油工場はないのですね。
キッコーマンの海外の醤油工場がどこにあるか、「キッコーマン 海外 醤油工場」で見てみました。
「KIKKOMANのおいしい挑戦~アメリカ進出50周年~ 館内展示パネル」というキッコーマンのサイトが出てきました。
(http://kiifc.kikkoman.co.jp/tenji/tenji14/america09.html参照)
キッコーマンのホームページの中にある、キッコーマン国際食文化研究センターのサイトです。
醤油の海外工場は、現在6カ所なのだそうです。
(米国ウィスコンシン州とカリフォルニア州、シンガポール、台湾、オランダ、中国)
ウィスコンシン工場の生産能力は10万キロリットルで、これは日本国内の第2位のメーカーに匹敵する規模
アメリカではシェアは約57%でトップを占めている
世界100か国以上で販売
ということです。
ブラジルは経済成長で注目される国です。
ブラジルでの醤油事情はどうなのでしょう。
「ブラジル しょうゆ」で検索すると、
「醤油製造会社の視察報告(ブラジル)」という徳永しげき愛媛県議会議員のサイトが最初に出てきました。
(http://www.tokunaga-shigeki.jp/foreign_visit_brasil2.html参照)
ブラジルには、愛媛県出身の中矢末吉さんが1940年に創業した「さくら醤油製造会社」という醤油会社があるのだそうです。
そこを視察し、
「さくら醤油においてもボイトゥ-バ新工場(1980年)、ヤス州での新工場(1999年)と続けざまに設備投資を行い、今では年間72万リットルの生産量を誇る、メ-カ-最大手となっている」
と書かれていました。
「しょうゆニュース:ブラジル醤油は甘くするためにとうもろこしで作ってある?」というサイトが2番目にありました。
(http://mindia.jp/book/tomoz/entry/1513参照)
「これは業界的には醤油とは言わないんだろうなぁ」と感想が書かれ、
サイトを書いた人の情報に、「醤油辞典~うまいしょうゆ大好き!醤油マニア デイヴィッド」とあります。
醤油が大好きな外国の方なのでしょうか?
ブログの左上の「ユーザートップ」をクリックすると、「tomozは醤油マニア。しょうゆ大好き。一番大好きな醤油の種類は再仕込み」となっていて、日本人かもしれないし外国の方かもしれない雰囲気です。
試しに「一覧を見る」をクリックすると、9月14日の「しょうゆニュース:陸前高田のヤマニ醤油が花巻で再開」が最新記事で、相当のしょうゆ好きな方とお見受けしました。
今日は新聞の記事から、ブラジル、醤油の世界につながっていき、醤油の世界も奥が深そうだと感じました。
新聞記事の森さんは、ポルトガル語が当初は分からなかったものの、休日には奥さんと地元のレストランへ行き、持参の醤油をかけてみせ、他のお客さんが試食してくれたりするとも報告されていました。
海外で働く日本人の方に、仕事の内容や休日の過ごし方を語ってもらうコーナーです。
キッコーマンブラジル駐在員事務所ディレクターの森和哉さんは、ブラジルでは「予定通りに仕事が進むことはまずない」と分かったのだそうです。
森さんは、1974年(昭和49年)生まれです。
キッコーマンに入社し、日本で営業を8年、海外営業部で1年を経験した後、4年前にブラジル(サンパウロ)に着任し、醤油を売ることになりました。
キッコーマンはブラジルには1985年に進出していますが、日本、欧州、シンガポールで作った醤油を南米まで運んで売るので値段が競合品(日系人の醤油会社など40社)の2~3倍もします。
ブラジルでは、商談相手が突然会社を辞め、交渉が振り出しに戻ることも何度かありました。
ブラジルの仕事のやり方は、見切り発車をして、何か起きたらその場で素早く対策を考えるのだそうです。
予定通りに仕事が進むことはまずなく、「朝令暮改」を本社にどう報告するかに悩む ということです。
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わぁ、意外と大変なんだと思いました。
海外でもキッコーマンのテレビCMはよく見かけましたし、日本食ブームで楽勝だろうと予想していました。
南米にキッコーマンの醤油工場はないのですね。
キッコーマンの海外の醤油工場がどこにあるか、「キッコーマン 海外 醤油工場」で見てみました。
「KIKKOMANのおいしい挑戦~アメリカ進出50周年~ 館内展示パネル」というキッコーマンのサイトが出てきました。
(http://kiifc.kikkoman.co.jp/tenji/tenji14/america09.html参照)
キッコーマンのホームページの中にある、キッコーマン国際食文化研究センターのサイトです。
醤油の海外工場は、現在6カ所なのだそうです。
(米国ウィスコンシン州とカリフォルニア州、シンガポール、台湾、オランダ、中国)
ウィスコンシン工場の生産能力は10万キロリットルで、これは日本国内の第2位のメーカーに匹敵する規模
アメリカではシェアは約57%でトップを占めている
世界100か国以上で販売
ということです。
ブラジルは経済成長で注目される国です。
ブラジルでの醤油事情はどうなのでしょう。
「ブラジル しょうゆ」で検索すると、
「醤油製造会社の視察報告(ブラジル)」という徳永しげき愛媛県議会議員のサイトが最初に出てきました。
(http://www.tokunaga-shigeki.jp/foreign_visit_brasil2.html参照)
ブラジルには、愛媛県出身の中矢末吉さんが1940年に創業した「さくら醤油製造会社」という醤油会社があるのだそうです。
そこを視察し、
「さくら醤油においてもボイトゥ-バ新工場(1980年)、ヤス州での新工場(1999年)と続けざまに設備投資を行い、今では年間72万リットルの生産量を誇る、メ-カ-最大手となっている」
と書かれていました。
「しょうゆニュース:ブラジル醤油は甘くするためにとうもろこしで作ってある?」というサイトが2番目にありました。
(http://mindia.jp/book/tomoz/entry/1513参照)
「これは業界的には醤油とは言わないんだろうなぁ」と感想が書かれ、
サイトを書いた人の情報に、「醤油辞典~うまいしょうゆ大好き!醤油マニア デイヴィッド」とあります。
醤油が大好きな外国の方なのでしょうか?
ブログの左上の「ユーザートップ」をクリックすると、「tomozは醤油マニア。しょうゆ大好き。一番大好きな醤油の種類は再仕込み」となっていて、日本人かもしれないし外国の方かもしれない雰囲気です。
試しに「一覧を見る」をクリックすると、9月14日の「しょうゆニュース:陸前高田のヤマニ醤油が花巻で再開」が最新記事で、相当のしょうゆ好きな方とお見受けしました。
今日は新聞の記事から、ブラジル、醤油の世界につながっていき、醤油の世界も奥が深そうだと感じました。
新聞記事の森さんは、ポルトガル語が当初は分からなかったものの、休日には奥さんと地元のレストランへ行き、持参の醤油をかけてみせ、他のお客さんが試食してくれたりするとも報告されていました。
醤油は自然に広まったのではなく、広めた人がいたのですね。
食文化の違うところでの活動ですから、ご苦労も多いでしょうね。
今日も興味深い話をありがとうございます。
ぽちっ
本当におっしゃるとおりだと思います。
日本食が世界でブームになっていますが、こういう方たちの努力があってのことなのですね。
感謝、です。
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