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サッカーW杯予選 オマーン戦勝利:科学的対策

2008年06月03日 07時28分42秒 | 新聞
昨夜の「サッカーW杯予選 オマーン戦」(日本テレビ、午後7:18-)を見ました。

ここの後は、オマーン、タイとアウェー(敵地戦)になるので、勝っておきたい試合ということで、注目して見ました。

結果は、前半に中澤さん、大久保さんで2得点、後半4分に中村俊輔さんの右足ゴールで、3対0で、勝利でした。

横浜の日産スタジアムは雨でした。
オシムさんと中田英寿さんも、ガラス付きの観客席で見ていらっしゃるのが放送されました。オシムさんが回復されて、本当によかったです。

昨日の朝日新聞サッカー欄に、「暑さ・時差 アウェー対策は?」という記事がありました。山本昌邦さん(元オリンピック代表監督)が、解説していらっしゃいます。

日本はまだアジア予選突破が難しかったころに暑さ対策のノウハウを積み上げました。山本さんは、1994年のアジアユースを中田英寿さん等と戦い抜く過程で、その重要性に気がついたということです。

「技術、戦術で日本が優れていても、コンディションが悪くても勝てるほどの力の差はない。コンディションが悪かったら絶対に勝てない」と、科学的な裏付けをもとに対策を練ります。

ポイントは、給水と発汗の管理だそうです。

日本人は汗腺の数が少なく、急に熱い所へ行くと開ききれていない汗腺から大量の汗を出し、水とミネラルを失って疲労します。水分補給しても、内臓に負担がかかって、「夏ばて」状態になります。

理想は、1ヶ月ほど前に現地で合宿して汗腺を開かせ、いったん日本に帰って回復し、本番に臨む方法だそうです。

それが無理な場合は、試合の5日前に現地入りして、暑さ慣れと内臓疲労のバランスを取ります。

細かな技術として
①試合前に体内の水分を満タンにしておくこと
②試合中に体に水をかけて肌を湿らせることも効果的
③ピッチ際にもボトルを置き、常に冷たい水が使えるように試合中にも取り換える
とありました。

このような細やかな裏付けもあって、日本のサッカーは強くなってきたのですね。
スポーツを支援する技術や科学の話も、分かりやすくて、なるほどと読みました。


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