今日の朝日新聞に、「読書 家が動く!曳家の仕事」という記事がありました。
読書欄でのおすすめの本の紹介コーナーです。
今回は、一般社団法人 日本曳家協会の『家が動く!曳家の仕事』です。
建物をそのまま動かす曳家(ひきや)の仕事と技術を、多くの写真とともに紹介する本です。
移動は水平方向だけではなく、18メートルの崖をよじ登らせた例もあるそうです。
しかも、工事中、その家族は建物に住んだままだったとか。
東日本大震災で打ち上げられた舟も、この「曳家」の技術で海に戻した とありました。
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家をそのまま移動させる技術があるのは、聞いたことがありました。
「曳家(ひきや)」というのですね。
昔の日本家屋のように、土台の石の上に柱で建っているものを、持ち上げて移動させるのは理解できます。
でも、それをコンクリートの土台と一体化しているように見える現代の家にも応用できるのでしょうか?
「曳家」で見てみました。
「創業明治24年 曳家(ひきや) 株式会社 恩田組のホームページへようこそ」というサイトが、11番目に出てきました。
(http://www.ondagumi.co.jp/参照)
明治24年に創業された恩田組という曳家さんのホームページです。
創業115年の歴史で、大きな木を移動させている写真や、
「国会議事堂関連をはじめ、重要文化財等様々な建物 を曳いてまいりました。」 と書かれています。
国会議事堂も移動させたのなら、すごいことです。
「曳家 国会議事堂」で検索してみました。
「東京回想 国会議事堂前駅 曳家された官邸とキングコング。|素浪人 ...」というサイトが、4番目に出てきました。
(http://ameblo.jp/sandal-nyaago/entry-10870393724.html参照)
サンダルニャーゴという方のブログで、国会議事堂関連のことを詳しく書かれています。
「首相公邸が昔の首相官邸。
226事件で叛乱軍と警視庁の警官が打ち合いをしたり、終戦時に機関銃を打ち込まれたり、したとか。
また昭和の時代にさまざまな政争の渦巻いた家である。
新官邸ができた時、南に50m移動し、角度も8度回転したとか。
総重量2万トンの日本最大の曳家工事だったんだそうだ。」 とありました。
首相官邸まで曳家が行われていたのですね。
もっと詳しく知りたくなりました。
「首相官邸 曳家」で探してみました。
「アーキテクトルーム (曳家に学ぶ)|旭硝子のGlass-Plaza Pro」という建築の方のコラムが6番目に出てきました。
(https://www.asahiglassplaza.net/gp-pro/column/hello/room/topic/168.htm参照)
この方は、奥さんの実家が3代続く曳家さんなのだそうです。
「恥ずかしながら、私は曳家というものをほんの数年前まで知らなかった。建築を学んできたにもかかわらず・・・。」と書いてあり、
「"木腰(キゴシ)""金腰(カナコシ)""コロ""道金(ミチガネ)""カメ""ヤ""ドンゴロ"」といった専門の道具の名前にとまどいながら、実践を見せてもらい、手伝うことで勉強をされています。
写真を見ると、ピラミッドの石を運ぶときの丸太を移動させるものの下に敷き、その上を移動させるしくみのように見えます。
曳家の技術は、土台が弱ってきた場合などにも、そこをリフォームでき、新築よりずっと安い費用で済む とありました。
奥が深そうな世界です。
どんな歴史があるのか、曳家になりたい人はどういう修行をするのか、生活しながらというけど水道やガスはどうするのか などいろいろ知りたいことがあり、紹介の本も機会があったら読んでみたいと思いました。

読書欄でのおすすめの本の紹介コーナーです。
今回は、一般社団法人 日本曳家協会の『家が動く!曳家の仕事』です。
建物をそのまま動かす曳家(ひきや)の仕事と技術を、多くの写真とともに紹介する本です。
移動は水平方向だけではなく、18メートルの崖をよじ登らせた例もあるそうです。
しかも、工事中、その家族は建物に住んだままだったとか。
東日本大震災で打ち上げられた舟も、この「曳家」の技術で海に戻した とありました。
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家をそのまま移動させる技術があるのは、聞いたことがありました。
「曳家(ひきや)」というのですね。
昔の日本家屋のように、土台の石の上に柱で建っているものを、持ち上げて移動させるのは理解できます。
でも、それをコンクリートの土台と一体化しているように見える現代の家にも応用できるのでしょうか?
「曳家」で見てみました。
「創業明治24年 曳家(ひきや) 株式会社 恩田組のホームページへようこそ」というサイトが、11番目に出てきました。
(http://www.ondagumi.co.jp/参照)
明治24年に創業された恩田組という曳家さんのホームページです。
創業115年の歴史で、大きな木を移動させている写真や、
「国会議事堂関連をはじめ、重要文化財等様々な建物 を曳いてまいりました。」 と書かれています。
国会議事堂も移動させたのなら、すごいことです。
「曳家 国会議事堂」で検索してみました。
「東京回想 国会議事堂前駅 曳家された官邸とキングコング。|素浪人 ...」というサイトが、4番目に出てきました。
(http://ameblo.jp/sandal-nyaago/entry-10870393724.html参照)
サンダルニャーゴという方のブログで、国会議事堂関連のことを詳しく書かれています。
「首相公邸が昔の首相官邸。
226事件で叛乱軍と警視庁の警官が打ち合いをしたり、終戦時に機関銃を打ち込まれたり、したとか。
また昭和の時代にさまざまな政争の渦巻いた家である。
新官邸ができた時、南に50m移動し、角度も8度回転したとか。
総重量2万トンの日本最大の曳家工事だったんだそうだ。」 とありました。
首相官邸まで曳家が行われていたのですね。
もっと詳しく知りたくなりました。
「首相官邸 曳家」で探してみました。
「アーキテクトルーム (曳家に学ぶ)|旭硝子のGlass-Plaza Pro」という建築の方のコラムが6番目に出てきました。
(https://www.asahiglassplaza.net/gp-pro/column/hello/room/topic/168.htm参照)
この方は、奥さんの実家が3代続く曳家さんなのだそうです。
「恥ずかしながら、私は曳家というものをほんの数年前まで知らなかった。建築を学んできたにもかかわらず・・・。」と書いてあり、
「"木腰(キゴシ)""金腰(カナコシ)""コロ""道金(ミチガネ)""カメ""ヤ""ドンゴロ"」といった専門の道具の名前にとまどいながら、実践を見せてもらい、手伝うことで勉強をされています。
写真を見ると、ピラミッドの石を運ぶときの丸太を移動させるものの下に敷き、その上を移動させるしくみのように見えます。
曳家の技術は、土台が弱ってきた場合などにも、そこをリフォームでき、新築よりずっと安い費用で済む とありました。
奥が深そうな世界です。
どんな歴史があるのか、曳家になりたい人はどういう修行をするのか、生活しながらというけど水道やガスはどうするのか などいろいろ知りたいことがあり、紹介の本も機会があったら読んでみたいと思いました。


曳家。
テレビで何回か見たことがありますが、難しそうな仕事ですよね。技術と経験がものをいう世界当印象です。
深い世界ですね〜。
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テレビで紹介されていたのですね。
そのままの状態を保ちながら移動できるのは、すごい技術とそれを支える経験なんでしょうね。
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