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山科けいすけさん: 漫画家 第15回手塚治虫文化賞短編賞 beの「らいふ いず びうちふる」作者

2011年05月22日 20時48分08秒 | 新聞
今日の朝日新聞に、「第15回手塚治虫文化賞」という記事がありました。

優れたマンガに贈られる「第15回手塚治虫文化賞」は、マンガ大賞は「JIN-仁-」と「竹光侍」、新生賞は「鋼の錬金術師」、短編賞はbeに「らいふ いず ぶうちふる」を描いていらっしゃる山科けいすけさんに決まったのだそうです。

この賞は、手塚治虫さんの業績を記念し、2010年に刊行・発表された作品から選ばれます。

主催は朝日新聞で、8名の社外選考委員(マンガ家2名、評論家3名、作家1名、大学教授2名)で選考しました。

マンガ大賞には、江戸時代を舞台にした2作品が競い、2009年以来の2作受賞となりました。

村上もとかさん「JIN-仁-」は、メッセージ性が評価され、
松本大洋さん 作・永福一成さん「竹光侍」は、芸術性が評価されました。

新生賞は、荒川弘さん「鋼の錬金術師」が、圧倒的な支持で決定したそうです。

短編賞は、山科けいすけさん「C級さらりーまん講座」などの作品が、「ブラックでありながら、分かりやすい笑いは他にない」(呉智英さん、作家で社外選考委員)と推され、決定したということです。
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「JIN-仁-」は、ドラマのほうも高視聴率のようです。

個人的には、山科けいすけさんが、毎週末のbeに4コマ漫画「らいふ いず びうちふる」を描かれていて、毎回、楽しみにしているので受賞を嬉しく思いました。


この週末の「らいふ いず びうちふる」は、新婚と思われるカップルで、奥さんが台所にいるところへ旦那さんが来て「ちょっと背中かいてくれない?」と言います。

奥さんが「ここ?」とかいてあげると、旦那さんは「キミはかくのがうまい、自分は一人暮らしが苦にならなかったが、結婚してよかった」という内容で感謝します。

4コマ目では、奥さんは実家でお母さんと差し向かいで紅茶?を飲んでいます。

お母さん「それで家出してきたのかい」

奥さん「アタシの存在意義は背中かくだけらしいから」 (顔に怒りの四つ角ができています)



旦那さんのほうは、突然、奥さんが不機嫌になった理由が理解できずに、家に残されているだろうと想像しておかしくなりました。

毎回、上手だなぁと思いながら読んでいます。


どんな漫画家さんだろうと、「山科けいすけ」さんで見てみると、ウィキペディアが最初に出てきました。

本名が、簗島馨(やなしま かおる)さん

奥さんは、漫画家の森下裕美さん

とあります。

記事に、妻の森下裕美さんも2007年にこの賞の短編賞を受賞しているとありました。
(ご夫婦揃っての短編賞受賞になるのですね)

山科さんにサラリーマン漫画が多いのは、「サラリーマンという縛りの中で、どれだけくだらないものを書けるか」と始めるときに考えたと書かれていました。

山科さんは、サラリーマンの男性(中年、中堅、若手それぞれ)を何通りにも描き分けられるところもすごいと感じます。


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