今日の朝日新聞夕刊に、「機械受注2.9%増 3月 4~6月予測も堅調」という記事がありました。
機械受注は、「設備投資の先行指標」ですが、3月は前月比2.9%増で、4月以降も10%が期待できるのだそうです。
内閣府が、5月16日に「3月の機械受注統計」を発表しました。
機械受注(機械メーカーが国内の民間企業から受注した金額(季節調整値))は、7,776億円でした。
(変動が大きい船舶と電力を除く)
これは、前月比2.9%で、3カ月ぶりの増加となりました。
1~3月期も、前年同期比3.5%増でした。
2四半期ぶりのプラスでした。
「機械受注」は、「設備投資の先行指標」とされます。
民間の予測では、東日本大震災の影響で大幅な減少をしたものが多かったのですが、実際には増加しました。
内訳では、製造業が0.4%減でした。
自動車、自動車部品、一般機械、情報通信機械などの業種で減少しました。
非製造業は、7.1%の増加でした。
4~6月の見通しは、前期比10.0%増(変動が大きい船舶、電力を除く)となっています。
これは、1989年10~12月に記録した10.2%(実績)に次ぐ高い伸び ということです。
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震災で何もかもしぼんでしまっただろうと予想していただけに、意外な数字です。
記事には、「機械受注額の推移(船舶、電力を除く民需)」という折れ線グラフが添えられています。
2008年1月に12,000億円あったのが、2008年9月の「リーマン・ショック」を受け、がくっと減っています。
2009年は、6,000億円台で、底を形成しています。
2010年には、7,000億円台を回復し、ジグザクを繰り返しながら、ゆるやかに右肩上がりになっています。
7,776億円の10%増という予測が当たれば、機械受注額(船舶、電力を除く民需)は8,000億円台、9,000億円台になってきそうです。
内閣府の発表を見に行ってみました。
「内閣府のホームページ」のトップ画面に、「新着情報 研究 機械受注統計調査報告(平成23年3月実績および4~6月見通し)」がありました。
(http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/1103juchu.html参照)
3月に伸びた非製造業は、具体的にどんな分野だろうと見てみました。
建設業 1.8%↑
通信業 8.9%↑
金融・保険業 16.2%↑
情報サービス業 14.8%↑
リース業 7.6%↑
金融・保険業が、機械を発注するとは、どういう機械なのでしょうか?
「金融・保険業 機械を発注」で1カ月以内で検索してみると、
「設備投資は先行き減るのか増えるのか、どちらに向かうか? 吉岡家一同」というブログが4番目に出てきました。
(http://pokemon.at.webry.info/201105/article_25.html参照)
その2段落目に、
「金融・保険や通信で、コンピューター関連投資が増えた」とありました。
コンピューターだったのですね。
新聞やテレビのニュースにはならなかったけれど、注文がどっと来て、フル生産をしていた分野や会社が結構あったのだと思いました。
機械受注は、「設備投資の先行指標」ですが、3月は前月比2.9%増で、4月以降も10%が期待できるのだそうです。
内閣府が、5月16日に「3月の機械受注統計」を発表しました。
機械受注(機械メーカーが国内の民間企業から受注した金額(季節調整値))は、7,776億円でした。
(変動が大きい船舶と電力を除く)
これは、前月比2.9%で、3カ月ぶりの増加となりました。
1~3月期も、前年同期比3.5%増でした。
2四半期ぶりのプラスでした。
「機械受注」は、「設備投資の先行指標」とされます。
民間の予測では、東日本大震災の影響で大幅な減少をしたものが多かったのですが、実際には増加しました。
内訳では、製造業が0.4%減でした。
自動車、自動車部品、一般機械、情報通信機械などの業種で減少しました。
非製造業は、7.1%の増加でした。
4~6月の見通しは、前期比10.0%増(変動が大きい船舶、電力を除く)となっています。
これは、1989年10~12月に記録した10.2%(実績)に次ぐ高い伸び ということです。
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震災で何もかもしぼんでしまっただろうと予想していただけに、意外な数字です。
記事には、「機械受注額の推移(船舶、電力を除く民需)」という折れ線グラフが添えられています。
2008年1月に12,000億円あったのが、2008年9月の「リーマン・ショック」を受け、がくっと減っています。
2009年は、6,000億円台で、底を形成しています。
2010年には、7,000億円台を回復し、ジグザクを繰り返しながら、ゆるやかに右肩上がりになっています。
7,776億円の10%増という予測が当たれば、機械受注額(船舶、電力を除く民需)は8,000億円台、9,000億円台になってきそうです。
内閣府の発表を見に行ってみました。
「内閣府のホームページ」のトップ画面に、「新着情報 研究 機械受注統計調査報告(平成23年3月実績および4~6月見通し)」がありました。
(http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/juchu/1103juchu.html参照)
3月に伸びた非製造業は、具体的にどんな分野だろうと見てみました。
建設業 1.8%↑
通信業 8.9%↑
金融・保険業 16.2%↑
情報サービス業 14.8%↑
リース業 7.6%↑
金融・保険業が、機械を発注するとは、どういう機械なのでしょうか?
「金融・保険業 機械を発注」で1カ月以内で検索してみると、
「設備投資は先行き減るのか増えるのか、どちらに向かうか? 吉岡家一同」というブログが4番目に出てきました。
(http://pokemon.at.webry.info/201105/article_25.html参照)
その2段落目に、
「金融・保険や通信で、コンピューター関連投資が増えた」とありました。
コンピューターだったのですね。
新聞やテレビのニュースにはならなかったけれど、注文がどっと来て、フル生産をしていた分野や会社が結構あったのだと思いました。