けん太は日、月と2連休ですが、いつも夕方近くまで寝ているのに、珍しいことに昨日も今日も、昼頃、起きてきました。
スーパーで買った、お刺身の切り落としもつけて。
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投票所の話題はまだ続きます。
今日は予告してあります「スーパーおじさま」のお話をしようと思います。
71歳のおじさま。
雑談から、そのおじさまは、かつて、ある個別指導塾の講師を務めていたことがわかりました。
それも、けん太が中学受験のために体験授業を受けた塾です。
我が家に飛び込みで訪れたそこの講師に、中学受験の現状と必要性?を切々と説かれ、受験のことなど何も考えていなかった、主人と私はすっかりその気になってしまったのでした。けん太が中学受験をすることになった、きっかけとなった塾です。
体験授業で、小学校3年生だったけん太は、立ったり座ったりと、ちっとも落ち着かず、結果的に断られてしまいましたが
その後、けん太は、近くの集団指導塾で夏期講習を受け、けん太の希望で、引き続きその塾に通うことになりました。
そこは、楽しそうに通っていました。
個別指導塾は、合わなかったようです。
おじさまは英語を担当していたようですが、おじさまが得意とするのは、不登校や発達障害、精神障害の子だったらしいです。
最後は、15名の子を担当していたようですが、そのうちの5名が不登校で塾だけ来ている子だったらしいです。
おじさまが言うには「俺が発達障害だし、そういう子の気持ちがわかっちゃうんだ」と。
これは冗談なんだか本当なんだかわかりませんでしたが。
子どもたちは皆、おじさまに懐いて、ため口で友達のように接してくれたらしいです。それを嬉しそうに話ししてくれました。
そして、偏差値30台の子を何人も60台に上げたらしいです。中には70台の学校に進んだ子も。
ビリギャルの世界です。
ただ、塾はブラックだったとのこと。
成績が下がると生徒に脅しをかけてやらせる・・・それが塾の体質だったらしいです。
そんなやり方に反対し、おじさまは塾側に猛抗議してしたらしいです。
塾側としては目障りな?存在だったけど、塾で一番、実績をあげていたので辞めさせられることはなかったと。
しかし、コロナでマスク生活になり、マスクのせいでじんましんが出来てしまい、それが辛くて、おじさまは塾を辞めることに。
すると、おじさま担当の生徒がおじさまに続いて全員辞めてしまったそうな。
凄い、話ですよね。
もし、けん太が、おじさまに出会えていたら、どうだったんだろうと思いました。
けん太の中学校時代の顧問の話を聞いてもらったのですが「それは、まったくダメだ!」ときっぱり、言ってもらえました。
共感してもらえると嬉しいものですね。
おじさまは、塾は辞めてしまいましたが、一部の生徒にオンライン授業をしているそうですよ。
71歳で英語講師だったというのも、ちょっとびっくりしますよね。
「英語、話せるんですよね?」と、失礼ながら、お聞きしてみると、元々は商社マンで、世界30か国くらいを廻っていたそうです。
英語だけじゃなくて、他の国の言葉も話せるそうです。そうなりますよね。
そして、なんと、「国連の英検特A」を持っているのだとか。
「国連の英検特A」って、知ってます?
私、初耳だったのですが、日本での最高峰の英語検定試験らしいです。
特Aとなると、世界で活躍できる国際人レベルで、国際情勢や時事問題などについても、国際的に通用する知識が求められ、経済や文化など難しいテーマについて討論できる能力も必要だそうです。英検1級とか、TOEICとかのレベルじゃないそうな。
この目の前のおじさんが・・・(笑)
なんでここにいる?(笑)
晩年は、企業の代表者向けに「社員の育て方」などのセミナーやコーチングを行っていたそうです。
英語力を生かして、外資系の企業にも。
それが、塾の講師時代にも生かされたと言っていました。
そして、本も4冊、出版していて、学術書とノンフィクション。
学術書は、国立大学大学院で使われているそうです。学術書はその後、ご自分で英訳して出版。
ただ今、5冊目を執筆中とのこと。
アクション小説で、知り合いの舞台や映画の演出をしているアメリカ人にその構想を伝えると、「面白い!是非、形にしたい」と言ってくれたそうです。ドラマの連載を狙っているのだとか。
秋には完成予定で、来年の春には英訳したものも出版するそうです。
そして、主人の定年後の指南もしていただきました。
今の仕事のキャリアアップのために、定年までに取るべき資格と、定年後にどういう形にもっていくのがベストなのかを。
普段、私の話など、あまり聞いていない主人ですが、この時は真剣に聞いていて「なるほど」と言ってました。
おじさまの話だと、まったく違う仕事をしたいと、これまでと畑違いの資格を取る人がいるけど、実務経験がないので、まず使い物にならないのだそうです。これまでの経験を活かし、それに箔をつけるのがベストで、強みになるとのこと。
そうはいっても、これまでの仕事に嫌気がさしていて、難しい方もいるようですが
主人に有益な話があったら連絡するからと言ってくれて、メルアドを交換したのですが、
最初におじさまの、Social Media を教えてくれて、まあ、その数といったら・・・
インスタ、YouTube、アメブロ、LinkedIn、Quora・・・(って何?というものも)
英語学習などの無料相談なんていうのもやっていて、2,000件以上、回答していますよ。
若者以上の発信力!
ほんとに、スーパーおじさまです。
そして、詐欺にあって家を手放したとか、人生においての失敗談も多数。
コロナでコーチングなど、軒並み中止になり、仕事がぐっと減ってしまったことも。
でも、仕事が減って「自分がいい気になっていたことに気づいた。コロナが教えてくれたんだ。よかったよ気づけて」とも。
前向きだ~
これまで出会ったことのない、スーパーおじさま。
とっても魅力的な方でした
おじさまの夢は、執筆中に机につっぷして息絶えることだそうです。
叶えてあげたい・・・
いや、お元気でいてくださいね
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話は戻りますが、期日前投票所でのことをお話ししたいと思います。
私たち、受付担当の4人の他に、市の職員さん、立ち合い人さんなどが代わる代わるいらしていました。
皆さんとお話できてはいないのですが、毎日いらしていた責任者の方と、OBの方?が、
とっても穏やかで優しくていつも笑顔で気軽に話しかけてくださり、現場はとても良い雰囲気でした。
責任者の方は、いつも袋いっぱいに、お茶やお菓子類を持ってきてくださっていて、チョコや飴玉をこっそり配ってくれたり、
午後の休憩時間に休憩室に行くと、コーヒーなどの用意と、ひとり1個の菓子パンなどを置いておいてくれたりしました。
もちろんこれは責任者の方のご厚意であってご自分で用意してくださっていたのですが「これまで先輩にたくさんご馳走になったからね~」と。「恩送り」なのですね。
なんか懐かしいというか・・・古き良き時代を思い出しました。
果たして、これは今の世代に受け継げられるのでしょうか?
そんな時代は失われつつあるかもしれませんね。そんなことも思いつつ。
頂いた物はありがたくいただく私なので、毎日、甘い物を結構、摂っていましたが、終わってみると、体重は1キロ減っていました。
それだけ働いたってことで(笑)
受付の他の3人も、穏やかで癖のない方ばかり。とても話しやすい方ばかりで、雑談も弾みました。
平日は、入場者が会場に誰もいない時間もあり、その隙に、それぞれの過去の話やらなんやらで、盛り上がりましたよ。
私も、子どもが不登校だったことがあって~なんて話も自然に出来ました。
ひとりは、40代くらいの女性でしたが、後のふたりは、71歳のおじさまと、69歳のおばさま。
71歳のおじさまが一番、経験が長く、職員さんより仕事を知っているし、一番、よく動けるし、一番、頼りになりました。
毎日、2万歩歩いているそうで、私より全然、元気だし
年齢なんて関係ないんだなぁと思わせてくれる存在でした。
これまでの経歴も凄くて・・・ほんと、スーパーおじいちゃん。
このスーパーおじいちゃんのことは、また記事にしますね。
働く仲間には恵まれましたが、来場される方は、まあ、それぞれでして。
こちらから声をかけると、笑顔で接してくださる方もいれば、つっけんどんな方も。
とても年齢にみえない若々しい方もいれば、逆の方も(失礼)
(間違いが起きないように、年齢、性別を目視でざっと確認する必要があるのです)
そして、避けては通れない?「嚙みついてくる人」
私が知る限り、お二人でしたが、やはり、いました。
投票用紙に記載されている内容について、文句があったり、HPの内容がどうのとか?
私たちに言われても・・・という内容なんですが。
「納得できない」「後で説明してもらおうじゃないか」と大声を上げたり、
投票用紙をその場で破り捨ててしまったりね。
あと、噛みつきはしませんでしたが、裏面に生年月日を記入してもらうと、
「昭和?西暦じゃないのかよ!くだらねぇ!」と、用紙に向かって吐いていた人も。
私の横にいた受付の人が「くだらないのは、あなた。その言葉をそのままお返しします」とつぶやいていました(笑)
面白かったのは、散々吠えて、一応、落ち着いて、
投票終えて、帰ろうとしていた方の後ろから奥様が付いてきて、
「あなたって、何かひとこと言わないと帰れないのね」と。
それも、ごくごくクールに、さらっと
「はい。はい。もう終わった?じゃあ、帰るわよ」的な?
何処でもやっているということですね。
奥様の言葉を、後で、吠えられていた職員さんに伝えたのですが、
「ああいう方は、奥様にいいところを見せたいだけなんですよ」と。
なるほどねぇ~と思いました。
奥様は、きっと、もう諦めていて、ご主人の自己顕示欲を満たしてあげているのかも?
一枚、上手かもしれませんね。
そして、職員さんも手馴れていらっしゃいます。
いろんな方が集まる場所だからこそ垣間見れる、いろいろな人間模様。
普段、お目にかかれないタイプの方とも接することが出来たし、それぞれに興味深くて面白かったです。
貴重な経験をさせてもらいました。
けん太も、嫌な客は毎日、誰か彼かは来ると言っていたしね。
今となっては、そんなことに動ずることなく、対応できているのだと思う。
いい経験をさせてもらっているのだろうなと改めて思いました。
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参院選が終わりました。自民党が圧勝とのこと。
弔い票も多かったのではないでしょうか。
安部さんが、銃弾に倒れた日、私は投票所の仕事の方はお休みをいただき、モニター試験で都内に出かけていました。
昼前には終え、自宅近くでお昼を食べたのが11時半頃だったと思います。
その後、テレビ各局では安部さんのニュース一色になっていました。
日本でこんなことが起こるなんて・・・それも安部さんが・・・
特に安部さんに対して、何か感情があったわけではないのですが、やはりショックで、
何も手につかず、何度も何度も繰り返される、報道内容と画像をただただ茫然と見入り、
どうか命が繋がりますようにと祈るだけでした。
残念な結果になってしまい、その後、容疑者が語った、今回の事件を起こすに至った動機が入ってきて、
「ある宗教団体のせいで、家族がメチャクチャになった。政治信条に対する恨みではない」と。
やはり、親なのか?・・・と思いました。
このような事件が起きる背景には、家庭環境が影響しているケースがとっても多いので。
ネットで調べてみると・・・やはり・・・
テレビで報道されている容疑者の家庭環境よりも、より深刻な印象を受けます。
父親は名門大学を卒業後、建築会社を経営するも、山上容疑者が5歳の時に不幸な死を遂げる。
母は、会社経営をしていた地元の名士である祖父を頼り、3人の子どもも連れて祖父の元へ。
しかし、頼りの祖父も他界。
とても優しく品のある人だとされる母は、その頃から、宗教にのめり込むようになる。
母が祖父の事業を継ぐも、会社資金も献金に回し、会社は倒産。
一家は借金苦に陥り、食事もまともにとれない程の生活になる。
ついには自己破産するまでに追い込まれる。
疲れ果てた兄は自殺に追い込まれてしまう。
兄を溺愛していた母は、兄の死でより宗教にのめり込むようになったのでは・・・とも言われています。
容疑者も県内屈指の名門進学高校に進学しながらも大学に通うことが出来ませんでした。
容疑者も妹も母の元を離れる決断をします。
容疑者も、自衛官時代に自殺を図ったことがあったそうです。
小、中時代に、勉強もスポーツも万能で、クラスの子に勉強を教え、先生にも一目置かれて、
将来は安泰と思われていた青年が、自らこのような転落の人生の道を歩むようになるなんて。。。
有能だったからこそ、その分、落胆も大きかったのかもしれません。
「だからと言って・・・」という言葉は必ず、付きまといます。
もう40代の大人ですから。
このような道を選択してしまうのは間違いで、否定されるのは当然です。
でも、親にも責任はあると思います。
親は家庭を崩壊させてはならない。
健全な家庭環境を提供しようと努力してほしい。
子どもの心の深く傷が残ってしまわないように。
そう願います。
母親は自分の息子が逮捕された後、行方をくらましてしまったそうです。
本当に残念です。
安部さん。心よりご冥福をお祈りいたします。
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