ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

テストも通知表も先生もなし・・・という学校

2022-11-01 23:39:06 | 感名を受けた話

今日、ピアノの日だったのですが、先生にけいちゃんとのツーショットを見てもらい、話しを聞いてもらい・・・

ついつい夢中になって、15分経過・・・レッスンの半分の時間を使ってしまいました

まあ、いいか、いつもより5分多いだけだし(笑)

先生も「いいじゃないですかぁ~」って(笑)

 

先生のお話によると、かてぃんさんは弾く曲によって人格が変わる?憑依型だそうで、逆に、けいちゃんは、そのままというか、どの曲も素直に弾いているので、けいちゃんって素直な人なんでしょうね・・・と。

凄い~!弾き方で人格までわかるなんて。私はさっぱりわからん

さすが先生ですね。

 

先生は50代になったかどうかだと思いますが、未だに師匠のレッスンを受けています。

現状で満足せず、学びを続けるって素晴らしいですね。

 

私もけいちゃんに「ピアノ頑張ります!」って宣言したので、頑張らなければ(笑)

「私、カワイでピアノ習っているんです」「お、一緒じゃん」・・・この後に堂々と(笑)

 

先生は、「私、教えているんです。って言えばよかったのに~」って

この下手くそを捕まえて、なんていうことを

先生、遊びすぎです

 

 

話はまったく変わるのですが・・・

 

昨日、報道番組で取り上げらえれていた、テストも通知表も先生もなし・・という学校。

とても興味深かったのでこちらにご紹介します。

 

 




 「体験型学習」が中心。進め方も生徒達の「話し合い」で決める。

時間割も食事の時間等も、生徒たちが決めるそうです。

目指すは「大人の声がしない」学校。

 

もちろん、大人の目がないわけではありません。

生徒達の自主性に任せてはいますが、同じ場所で見守っています。

生徒達からは「先生」ではなく「○○さん」と呼ばれています。

 

古民家を何年もかけ、一軒丸ごとリフォームもしています。

ウッドデッキや土間、ジャングルジムみたいな遊具も、全部手作り。

丸太を切断したり、壁に珪藻土を塗ったり・・・

子ども達が設計し、作り上げていく。

 

もちろん失敗も・・・

そして、やり直す。

 

他にも、藍の葉で染物体験をしたり・・・

糸を紡いだり・・・

いろんな体験型学習があるようです。

 

文科省の学習指導要領もクリアしている、私立の小・中学校です。

 

あと、普通「職員室」は生徒は立ち入り禁止になっていると思いますが、

この学校では出入り自由。

職員室に生徒たちが溢れていました。

ボランティアさん(卒業生)に抱きついたり、ソファに寝そべったり・・・

生徒達の「くつろぎの場」になっているそうです

 

印象的だったのは、子ども達が生き生きとしていること。

本当に楽しそう~

 

学園長が、なぜ、このような学校を作ろうと思ったかというと、

35年前のある学校で行ったアンケートだそうです。

 

授業が一番楽しいと選んだ子どもの割合があまりにも少なかったこと。

学習が子ども達の心をとらえていない。

そのことに大変ショックを受けたからだそうです。

 

「体験型学習」の他に、もうひとつの軸となっているのが「話し合い」

 

どんなことも「話し合う」

皆で意見を出し合う。

 

番組では、古民家で行われる「お泊り会」に「さびしいから参加できない」という子(転校してきたばかりの子)がいるので、

皆で対策を考えていました。

 

「でっかいぬいぐるみにお母さんとお父さんの顔の写真を貼る」という意見に「こわいこわいこわい!」と皆が反応(笑)

盛り上がっていたら「さびしい気持ちを笑うのは良くない」と冷静になって制する子も。

 

皆が意見を出し合うことで、人それぞれの感じ方、捉え方・・・があることを知り、なぜ違うの?ということを埋めていく。

こうやって歩み寄ればいいんだと、相手を理解する、許容するという力が自然に身についていくのだろうと思う(MCがそう言ってました。同感です)

 

ゲストの福君は、「国語、算数、理科、社会、諸々・・・それらを学んでいく中で、大人になったら何時使うの?と思ったりもするけど、逆に、必要なことを学ばせてから基礎を学ぶのだと思う。専門性に目を向け、それを身に着けた子も育っていく。この先、推薦だったり、大学、高校入試で総合型選抜が増える時代に合っていると思う」(これも同感です。福君、すっかり大人ですねぇ~)

 

最初、この学校のことを聞いて、不登校になった子を受け入れている学校なのかなと思ったのです。

でも、番組では特に触れていませんでした。

 

調べてみると・・・

「体験学習」「自己決定」「個性化」など、学園独自の教育理念と実践に共鳴するこどもと保護者によってえらばれる学校であり、「不登校の子のためのフリースクール」や「問題のある子の私塾」ではないとのこと。しかし、不登校であったかどうかは、入学できるかどうかと関係はないそうです。

 

学園長が、子ども達に一番身に着けて欲しいことは、「生きる喜び・生きる自信」だそうです。

ある女の子が、「私、この学校に来たら、私でいられるの」と言っていたそうです。

 

普通の学校で、自分らしさを失いかけている子が、自分を取り戻せる場所なのかもしれないですね。

けん太もこの学校にいたのなら、本領発揮で?生き生きと学校生活を送っていただろうなと思います

 

 

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