ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

最初よりも慣れた頃が怖い

2017-04-08 23:38:23 | 思うこと
せっかくの桜も今日は雨です。

入学式を迎え、新しい環境での学生生活、新しい友達や先生との出会い。

楽しみですね!

・・・とはいかないかな?


新しい環境で上手くやっていけるだろうか。
友達はできるだろうか。

これはクラス替えでもそうだと思いますが、

そんな不安の声が私の周りからも聞こえてきています。



実はケン太はそんな不安をまったく感じさせない子でした。

新学期の不安など口にしたことがないのです。


幼稚園の時に、担任の先生が大好きで、迎えに行くと、
いつも先生の膝の上で待っていて、

他のママさん達に「ケン太くんの指定席だね」とまで言われて。

卒園が近づき、
「寂しい~」とか「お別れするの嫌だ~」とか
言っていると他のママさん達から聞き、

こんなに先生のことが好きなのに、ケン太は大丈夫かな・・・とちょっと心配になったくらいです。

「先生とももうすぐお別れだね」と恐る恐る言ってみると
「うん。仕方ないじゃん」とあっさり。

え?そんなもんなの?
と拍子抜けしたのを覚えています。

ケン太の一番の仲良しの男の子が卒園式の時に号泣で
立っていられないほどで、これ以上いるのが辛すぎると
式が終わると早々と帰って行ったのだけど、

ケン太は涙ひとつも見せず。

今日で幼稚園も終わりなんだ・・・と感慨深いものなどなく
幼稚園生活が終わりとなりました。


小学校の入学も卒業もそんな感じでしたね。

楽しみだったり、不安だったり、寂しかったり・・・

そんな感情的なことが伝わってくることはなく、淡々とその日を迎えたというか。

ちょっと寂しいくらいに。

そんなあっさりタイプなのに、実は繊細で・・・
私の中で読み違いが起こる要因にもなってしまったのですが。


全てのことにあっさりした部分があるので、

友達に関しても
友達を作らなきゃという気負いもないし、
できないなら、できなくてもいいや。

くらいの感覚を持っていると思います。

でも、基本は友達といるのが好きなので、
自分と同じ人種かどうかをかぎ分ける動物的本能で、
友達を求めているとは思いますが。

高校を選んだポイントは「俺と同じ人種がいる」でしたからね。

でも、そうでなかった場合にも、そんなにがっかりもしない。


不安に左右されないのはいいと思います。
新しい環境もわりとすんなり入っていけるしね。

ケン太が心配なのは逆に慣れた頃でして・・・

いつもスタートはいいのです。

環境に左右されないといっても、最初のうちは緊張感を持っているので
意識して生活しているのですが・・・

緊張感が薄れていくと・・・そこから崩れていく。

高校の不登校はまさしくそれなんじゃないかと思います。

授業に穴を開けたくないと頑張っていたのに
ある日、穴を開けてしまい、そこからやる気が薄れてきた。

休むことが簡単になった。

ゼロか100かの性格。
プライドの高さ。

それが邪魔をしてしまう。


年齢と共に丸くなってきていると思いますが、

そこを克服していくのがこれからの課題でしょうね。

今、ケン太は無遅刻、無欠勤ですから。


休んでしまった時、
遅刻してしまった時。

その後、どうなりますか。

同じことを繰り返さない!

そんな成長した姿をみせてくれることを願っています。




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