かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

春の炬燵

2014-04-28 17:44:25 | アズワンコミュニテイ暮らし

俳句の季語に春炬燵というのがある。

春になっても、足の先が冷たく、外で何かしていて、

わが家に戻ると足を炬燵に入れて寝っころがりながら、

暖まるのがこの上なく心地がいい。

時に近くに住む息子夫婦がまだハイハイも出来ない

赤ちゃんを連れてくる。

その孫と二人寝転ぶのだ。

ほっこり。

 

4月中ごろから今頃までの間に2回東京に出かけてきた。

一回目は19,20日の代々木公園であったアースデイ東京。

その前後も足して、3泊4日の旅。


二回目は、早朝の東海道の鈍行で昼頃、五反田着。

PVプロボノ上映交流会、IMAGICA五反田 本館3階

第一試写室。



深夜11時過ぎ新宿発の夜行バスで、27日朝鈴鹿に

帰った。


東京は結構歩く。

代々木公園といっても、広い。

駅に行くといっても、人の群れをかき分けながら、歩道橋に

上がったり、下がったり、いい運動になる。

夜行バスのターミナルも重い荷物を持って、かなり離れたところ

まで歩いた。

 

出かける前は、そんな街に行って、大丈夫かなとちょっと心配

だったけど、いざ、その場になると行けるものだ。

もちろん、妻小浪が傍らに添ってくれているのが大きい。

ゆっくり歩く歩調に合わせてくれるし、階段を上るときは、

後ろから押さんばかりだ。


27日朝、わが家に戻って、早速炬燵に足を突っ込んで、

寝転んでいる。

あの、東京に賑わいは何だったんだろうと、自分が触れてきた

のに、何か別の世界の夢でも見ているような、茫々たる

心持のなかにいる。

 

炬燵に寝そべりながら、窓の外を眺めていた。

ベランダの洗濯物が風に揺られて、ゆらゆらしている。

洗濯もの同士が何か風のリズムに合わせて踊っているような。

「ヨイショ!」

デジカメを取りにいって、そのダンスをパチリ!

そんなことして、何になる?