鈴鹿カルチャーステーションは、街の縁側・学び舎・エコステーション
である。
アズワンコミュニテイの拠り所でもある。
玄関に鈴鹿カルチャーステーションに寄り合っている活動体の
名称が表示されている。
多彩である。関連も、ちょっと見ただけでは何だか分からないだろう。
分からないなりに、鈴鹿の街の一隅で、それなりに存在感が出てきて
いるのかな。
わが家は鈴鹿カルチャーステーションの玄関を出て、4車線の
大通りを渡って、一つ南側の道路の端にある。
先日、帰宅しようと大通りを渡って、歩道に飛び乗った
ところで、さっと紫の小さな花が視界の残像に残った。
思わず振り返った。
「あっ、菫」
コンクリートの歩道の縁に一塊、車の往来があるなかで咲いて
いた。大事なことが、そこにあるように感じて、ちょっと面倒にも
思ったけど写真を撮った。
あと、気持ちのどこかで、あの菫のどこに、何を見たのか、
何が大事と思ったのか、ずっと思っていて、こんな句が
出てきた。
広々と一隅に根ざす菫草