かたつむり・つれづれ

アズワンコミュニテイ暮らし みやちまさゆき

新幹線に乗って、ふと、われに返って

2011-09-18 18:53:14 | アズワンコミュニテイ暮らし
 千葉の柏市で暮らしている二瓶京子さんが、念願かなって、日々の暮らしをお休みして、
新幹線のお客さんになった。9月17日(土)の朝のこと。
 「のぞみ、ひかり、こだま、みんな料金が同じなんだってね・・」と京子さん。
 いかにも、京子さんらしい。
 新幹線に乗って、すぐは本を読んでいた。でも、これではもったいないと思った。
 外の景色を見ながら、ふと今、じぶんはどんなことしているのかと、われに返る時間が持てたという。

 近鉄鈴鹿線平田町駅に夕方、到着。
 「伊勢若松の駅のトイレって、ぼっとんなのよね。こんなとこ、あるのよね。
  高校生の女の子見ても、なにかかわいいのよねえ・・」
 思いかけず、なにげない、そこここの表われに、新鮮な発見の連続らしい。

 その晩、我が家に昔の仲間たちが寄って来て、ビールや酒を飲みながら、とりとめもない話しに
花を咲かせた。

 牛丸くんは、大鍋におでんを山盛りして、大汗かいてやってきた。
 井川晴美さんは、大根のサラダ。栗屋さんは、四日市の公園で拾ってきたという栗をゆがいて
きた。小浪は、鮭の混ぜご飯とあさりの味噌汁を用意した。


 11時を過ぎて、栗屋さんや井川夫妻が席を立った。
 牛丸夫妻とぼくらは、なんとなく酒宴のあとの余韻で、いろいろおしゃべりした。
 こんな雰囲気の時って、気持ちの奥にふだん仕舞ってある、ちょっとした感じでありながら、
じぶんにとっては大切なこと、ほろりとだしたくなるものだ。
 それぞれ、「ほんというと・・」とか、「じつは・・」とか、しみじみと語りあった感じがあった。
「ほんと」にしても、「じつは」にしても、そう言ったから、そうだとはできないと知りつつ、でも
なにかが溶けていく、ひとときだった。

 翌朝は、鈴鹿カルチャーステーションや、街のはたけ公園、おふくろさん弁当など案内する。



サイエンズスクール研修所にもまわる。
 今日から、「自分を知るため内観コース」がはじまる。
 井川さんは、その準備をしていた。


 ゲストハウスを訪ねる。
 伊与田さんが居た。
 彼が広島に居る時、お互いに知り合った。



 そのほか、たくさんの人との出会いがあった。
 18日夕方、平田町駅から、帰宅と途に着いた。
 また、明日昼から、近くのデパートのトンカツ売り場に立つことになると言う。
  
 彼女の、出会いに立ち会わせてもらってありがとうという気持ちが湧いてきている。