ドキンドキンを探る
手を開き、手のひらを上にします。 手首に横紋というシワが見えます。
この横紋から肘(ひじ)の方向、親指側の腕の縁が目標です。 この辺り
に触れると、固い骨が感じられます。 これが橈骨(とうこつ)で、脈診は
この橈骨上を走る橈骨動脈が相手です。
親指の根元から手首に降りてきて、横紋を少し越えたところで、骨に
ほんの少しですが盛り上がった部分を感じます。 これが橈骨上の突起
で、この上の周辺でドキンドキンと拍動(はくどう)の感じ取れるところが
ありますので、探してください。 ここに、もう一方の手の中指の先を置き
ます。
続いて人差し指をその手首側に、薬指を反対側に置きます。 これで
3本とも、拍動が感じられるはずです。 診る順序としては、最初に右手
の脈を診て、続いて左手の脈を診ます。 右手の脈の状態を基準にして、
左手の脈の状態がどうか、左右の比較をしながら診ていきます。
どちらの手も、薬指の位置は腱(けん)や肉が盛り上がってくるところです
ので、脈が弱く感じます。 この場合は、少し指を沈めて診てください。
手を開き、手のひらを上にします。 手首に横紋というシワが見えます。
この横紋から肘(ひじ)の方向、親指側の腕の縁が目標です。 この辺り
に触れると、固い骨が感じられます。 これが橈骨(とうこつ)で、脈診は
この橈骨上を走る橈骨動脈が相手です。
親指の根元から手首に降りてきて、横紋を少し越えたところで、骨に
ほんの少しですが盛り上がった部分を感じます。 これが橈骨上の突起
で、この上の周辺でドキンドキンと拍動(はくどう)の感じ取れるところが
ありますので、探してください。 ここに、もう一方の手の中指の先を置き
ます。
続いて人差し指をその手首側に、薬指を反対側に置きます。 これで
3本とも、拍動が感じられるはずです。 診る順序としては、最初に右手
の脈を診て、続いて左手の脈を診ます。 右手の脈の状態を基準にして、
左手の脈の状態がどうか、左右の比較をしながら診ていきます。
どちらの手も、薬指の位置は腱(けん)や肉が盛り上がってくるところです
ので、脈が弱く感じます。 この場合は、少し指を沈めて診てください。