お灸!

お灸にはまっています。 お灸や漢方などの勉強をまとめてみたいと思いました。 「個人的感想」ですけど...

「実験」番組?

2009-11-30 08:25:24 | Weblog
あるテレビ番組で、70度のお湯や液体
窒素を入れた容器の回りに芸能人を集
め、何か説明している場面がありました。
これを見て、絶句...

説明している人以外、防護メガネもか
けず、防護手袋もしていません。 液体
窒素は、マイナス200度近く。

これが何かの拍子で飛び散って、身体
に触れれば大やけど(凍傷)です。 眼
に飛び込めば、失明は避けられないで
しょう。

テレビ局にとって、芸能人は消耗品だそ
うですが、あまりにひどい... 科学的
に判断すれば分かることを、人間で「実
験」してはいけませんねぇ...

眼のマッサージ?

2009-11-28 10:25:53 | Weblog
資格試験の受験勉強はつらいもんです
が、特に年を取ると、眼の疲れがこたえ
るようになります。 たくさん読むからだけ
ではありません。

やはり受験生の平均が若いからでしょう
か、参考書や問題集の活字が小さい
のが原因です。 ただですら焦点を合わ
せるのが難しくなっているのに、小さな小
さな活字では...

いつも夜のお灸の後は、互いに首や肩
のマッサージをして一日を終わるんです
が、女房に頭や顔のマッサージもしても
らうと、気持ちがいい...

目玉が収まっている眼窩、穴ぼこのすぐ
下にある四白(しはく)。 ここを優しく
マッサージしてもらうだけで、次の日は
眼がスッキリ。 これ、お薦めです。

「踊り」?

2009-11-27 09:25:26 | Weblog
打って行ったけど、相手がよけて攻撃に
転じれば、それに対応しないと命を奪わ
れる、それが武道に共通する宿命です。
そして、ここに型武道の難しさがあります。

技、動きの順番が決まっているので、次
にどう動くかは知っています。 寄りかかっ
ているような姿勢でも、次が同じ動作な
ら、何回かやればできるようになります。

でも、それは本来の技でも型でも無い
わけです。 悪い意味の「踊り」にしか過
ぎません。 残念ながら、これを理解され
ていない方が多いのです。

もうひとつの杖道だけの本質。 これに
ついては、どうぞ稽古をして会得してくだ
さい。 これが分かれば、杖道というもの
の奥深さ、スゴさを実感していただける
と思いますから。

共通の本質?

2009-11-26 09:56:33 | Weblog
それじゃ、その本質とは何なんだ、という
ことになります。 これは武道全体に共
通することと、杖道だけのものがあります。

武道全体に共通するものは、「姿勢」
です。 ただ姿勢などという語句は、心
正しからざれば、などと、すぐに道徳など
と結びつけられ、またお説教か...

いや、実は違うのですね。 一言で言え
ば、重心が常に自分の身体の軸に沿っ
ていることです。 その逆、「寄りかかって」
いるような姿勢では次の動作に移りにく
いのです。

相手のいる武道では、次の動作が遅れ
れば、致命的な結果となります。 スポ
ーツでも同じですが、流れるような自由
な身体の動きは、重心と体軸とが沿っ
ているかどうかで決まると思われます。

ごまかし?

2009-11-25 10:15:43 | Weblog
各段位によって課題の型(正式には形
という字を使います)をいくつか稽古して
いくわけですが、これも三段を境に型の
本質が変わります。

二段までは直線的な、守りに徹した型
が主なのに、三段からは「ネジリ」を加え
た複雑な、攻めも加えたものになります。
身体への負担も、ずっと厳しくなります。

言いにくいですが、二段までは「ごまかし」
でも通用するのですが、三段以上では、
ごまかしているのは、はっきり見えてしま
います。

本質に気づき、その本質を実現するに
は、どう稽古をしていけばよいか。 三段
になるということは、それを問われている
のですが、さて、それを理解している人
が、どれほど居るかは...

「すごい」?

2009-11-24 10:53:43 | Weblog
関西地区の杖道大会を見学に行って
きました。 近頃は YouTube などでも
杖道をアップする方がおられ、少しは認
知度も上がっているでしょう。

ただあまりにマイナーなので、ご覧になら
れても、木刀と杖をパシパシ打ち合うと
ころは迫力を感じられるでしょうが、実際
の「すごさ」は、なかなか理解していただ
けないと思います。

実のところ、稽古している本人ですら、
三段くらいになるまでは、杖道のすごさ、
恐ろしさは分からないものです。 杖道
では、次の段位に挑戦するには、今の
段位と同じ年数、稽古をしないといけま
せん。

二段が三段に挑戦なら、2年ということ
です。 三段になろうとすれば、初段ま
での1年を加え、1+1+2で、4年は
かかるということですね。

濃密?

2009-11-21 10:57:10 | Weblog
関西ではサンテレビで放映している、韓
国の連続ドラマ「がんばれクムスン」を見
ています。 主人公にはあまり共感を感
じないものの、家族のあり方について深
く感じます。

今、日本では、儒教的な道徳は学校で
点数を付ける対象でしか無いのですが、
社会のしくみの中でまだ残っている韓国
でも、少しずつ変遷して行っているのが、
よく分かります。

道徳は単なる「制約」でしかない、いや
人間関係の根本だ... ま、色々と考
え方があって良いのですが、このドラマを
見ると、何か「なつかしさ」を感じてしまい
ます。

家族で支え合おう。 利用する関係で
なく、お互いを支え合おうとする濃密な
関係。 ま、今の日本では流行りません
かねぇ...

たくさん?

2009-11-20 10:07:16 | Weblog
女房のセキも収まり、杖道の昇段試験
も終わってホッとしたのでしょうか、今度
は私の体調が...

今週に入り、どうにも寒くて。 しかも強
い疲れを感じます。 2週間近く、うまく
眠れていなかったことが原因でしょう。

疲れが前面に出てきた、というのでしょう
か。 足三里を探ってみると、以前の女
房と同様、コリのような状態。

ウチは夫婦二人が、順番に同じ状態に
なる、という傾向があります。 やれやれ
今度は私が、女房に足三里にたくさん、
お灸をすえてもらうことになるとは...

個別の?

2009-11-19 10:00:27 | Weblog
ただ女房も私も、ある意味では異常体
質と言えます。 今、私達ほど毎日お灸
する家族も珍しいでしょう。

お灸を日常的にしていると、バランスが
少し崩れても、すぐに戻しやすくなるよう
です。 ツボの感応が高まるのでしょう。

ツボへのハリやお灸の刺激が、すぐに生
かせるようになるのかも知れません。 ハ
リが大きな効果を現したのも、これが原
因である可能性が高いのです。

ですから女房の例を、そのまま鵜呑み
にしてマネていただいては困るのです。
漢方は病名医学ではない。 個人、個
人それぞれ個別の医学なのですから。

見えない?

2009-11-18 09:49:35 | Weblog
何より新型インフルエンザが流行り、医
療機関に行くのは、逆に病気をもらい
そうで恐い、と女房が言いますから、ま
ずハリを選択しました。

お願いした鍼灸師さんのウデも期待以
上でしたから、ハリの後、激しいセキが
大きく軽減されたことを見れば、原因が
脾臓の弱りである可能性は高まります。

危険な急性期を過ぎてしまえば、少し
ずつ病状を軽減していけばよいのです。
その時にはお灸が一番、ということになり
ます。

漢方のありがたさは、病状がツボに圧痛
となって現れ、その圧痛の強さや出方で、
本来は見えない病状が、手に取るように
見えるところなのです。