韓国ドラマ ホ・ジュン？

今は BS で放映しているようですが、サンテレビでやっているときに良く
見ました。　朝鮮・韓国で漢方はどう消化・発展したのか、ま、ドラマでは
ありますが大変に興味深く見てました。

ドラマの主人公よりも何よりも、創作上の人物である師匠ユ・ウィテの存在
感に圧倒されました。　今なら７０歳以上と言うのでしょうか、日本でも戦争
をくぐり抜けてこられた方達は、それぞれに大きな根っこを持たれているよう
に思います。　最近亡くなられた武道の先生や父の面影を見ていたのかも
知れませんが。

ただドラマではお灸のイメージが悪いですねぇ！　主人公が鍼の名手という
ことで鍼を打つシーンは数多くあるのに、灸はほんの少し。　しかも今で言う
胃ガン患者の腹に馬鹿でかい灸をすえて内部を焼き切ろう．．．

ドラマの善し悪しはともかく、お灸なんてものは患部に熱を加えるだけの
「温熱療法」に過ぎないんだ、そう決めつけられかねない（実際は違います
が）、お灸にとって問題を残すドラマでありました。