えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

震度6 その後

2009-08-12 22:30:01 | 航海日誌

日経平均やNYの留まる所を知らない怒涛の上げに、
売り目線継続の えいちあーる亭 亭主には付け入る隙などありはしないわけで

相場は悲観のうちに育ち、で始まる有名な警句のなか
悲観のうちに引きこもっているわたくしを置き去りにしたまま移ろい始めた幸福感のなかにありそうな気もするわけで・・・
「書を捨てて街に出よう」 寺山修二かく語りき 現役を離れて現場のニオイを感じられなくなったのかもしれない わたくし

そんなノーテンキな えいちあーる亭 亭主もちょっとあわてた昨日の地震
阪神大震災のときはゆれる前から目が覚めていたけれど、昨日はP波と呼ばれる初期微動で目が覚めたわたくし
阪神大震災のときは家内と二人で「西から来たな」と地震波の方向まで見定めたふたりだったけれど・・・

とりあえず寝室のTVで状況を確かめる えいちあーる亭 亭主
震源地 駿河湾 震度6 伊豆のフラッシュを見てすぐに娘の携帯へTELしたわたくし
短い周期の接続中の音が20~30秒くらい続いてこれはダメだと思って、いったん切ってリダイヤルしてみると
もうお話中のツーツー音になってしまった。待っていればPCと同じく指示された順に繋がったのかもとくやしがるけれど
繰り返しリダイヤルするも繋がらないわけで・・・

いてもたっても居られず居間へ降りた えいちあーる亭 亭主 TVの画面が大きくてもやってる内容は一緒なのに・・・

そうこうするうちに電話が鳴った。
「携帯がつながらへんで、実家へ電話した」と間延びした娘の声

冷蔵庫の上の電子レンジが落ちたけど後はなんともない、津波を心配したけど近所の人も動いてないで大丈夫


心配するわたくしより当事者の娘のほうがのんびりしていて
いくつか聞いた後、家がだいじょうぶだったら用意出来次第ホテルの方へ手伝いに行けといったところ
うん、わたし早番やでいいよ。と答える娘に出勤時間は関係ない身づくろいが出来たらすぐに行け!としかるわたくし

身近な話、災害や大雪など人手が入りそうな時、遠い分早く出かけた俺の背中を見ていなかったのかなぁとも思うし、
今の若い人の発想はそんなんかなぁとも思ったけれど「お客さんの案内や食器がどうなっとるわからへんではよいく」と答えた娘に
人を思う気持ちはわかっているじゃねぇのと心安らいだわたくし

そうこうするうちに、川崎へ引っ越した息子夫婦からTEL
「○○○からメールがあって「電子レンジが落ちたけど後はなにも心配ない。」って、お父さん見とる?」
電話が通じなくて心配していたところへメールが来たとのこと

娘の安否を話したところから息子夫婦の近況に話が伸びて、男親の不器用さにあらためて気づくわけで・・・


ひとが人を思う気持ちのつながりにあらためてありがとうとおもう えいちあーる亭 亭主
これだからニンゲンってやつはやめられない。

コメント
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