木の影は力強く黒く、干したばかりのシーツの白がまぶしい、
今日は絶好の洗濯日和です。
講習からの帰りにもこんな日差しはあったはずなのに、舗道の照り返しと、
上がりきった気温のせいでで家に帰ることしか考えていなかったようです。
家事を手がけるようになって洗濯は特に好きな仕事になっていました。
洗いあがった洗濯物をハンガーに掛けてシワを伸ばすように引っぱって干す。
これは小さい頃、母が教えてくれたこと。
食器洗いは肌の弱い家内をときおり手伝って、水につけておくと汚れが落ちやすいことを学んだ。
だから、我が家の流し台は渇水期にもいつも水をたたえております。(笑)
(注 水郷地帯なので水の心配はありません)
日が昇りきる前の光と風のさわやかさにずいぶん心が満たされた日のこと。
ときおり強く吹き付ける風にはためいたシーツは、幸せのありかを示す旗のよう・・・
日々是好日 №3