えいちあーる亭日誌

日々の徒然、株などを語り ハッピーリタイアメントを目論むノーテンキなブログ

- 都へ つれづれなるままに-

ローアングル

2008-03-18 21:21:47 | 航海日誌

日銀総裁人事で福井総裁の再任という寝ぼけた人事案を提出して時間を無駄にしたサル
(資産を私設ファンドに預けたまま通貨の番人になるという国際的に前代未聞の醜態を見せた前任者を誰が)
こりもせずに財務省事務次官経験者を総裁に推薦するあたり、「何を考えているんでしょうねぇ」お前だ、お前 サル!

ここまで財務省出身の総裁にこだわる姿を見せられると
国民の見えないところでなんらかの思惑が機能しているとしか思えないわけで・・・・
(そうこうするうちに報道ステーションの評論家は議員のカネの流れを知っているのは財務省とアブナイ発言)

昨日FRBのがんばりを誕生日のろうそくのように吹き消したベアスターンズの買収劇
終値30ドルが2ドルと昨日の記事に書いたけれどそんな生やさしいものではありませんでした

             
- ミミのチャートで見る米株情報さん -より

倍率が上げらなくて見にくいけれど一番右のグラフが今月17日、月曜日までの月足チャート
下のほうで白い白線が入ったラインが30ドルラインになります。(8年分の上げを帳消しにして場が引けた後2ドルへ)

ところが月足では分からないけれど、なんとか65ドルで推移していた月曜日に30ドルでのプットオプションが55000枚、
プットオプションは30ドルで売る権利を買う行為、そんなものが大量に出れば相場は崩れるわけで終値は30ドルうん?
ベアスターンズの破綻を察知したインサイダー取引の疑惑が・・・・(いくらもうかったの?)

100ドルを切ったあたりで逃げ出せば傷は浅かっただろうけどサブプライムが収束すればと
希望的観測にすがるのが個人凍死家。おそらくほとんどの人がこのナイアガラに巻き込まれたのではないかと・・・
なにせ前日に格付け会社スタンダードプアーズがサブプライム問題は収束しつつあるとコメントしたばかり
(なにをして収束の根拠となしたのか関係者の首を絞めたい債権者も多かろう)

もう何があっても格付け会社は信用してはならない。コメントの逆に対応することが正解と世に知らしめた事件
どーみても詐欺幇助のコメントとしか思えないわけで。

国家としての潔癖さは認めるが金融に関しては詐欺師の跳梁跋扈する魑魅魍魎の国

証券化という詐欺的金融工学まで生み出した亜米利加の金融立国の思惑の破綻はまだまだ続きそうだけれど
中国株が国家的な悪材料が目白押しの中、チャート判断での下げ止まりのレベルを思わせる

しかし、天安門事件以来、この国の本質は少しも変わっていないことを示したチベットの事案
中国はその国の形が崩れるとき亡民、と呼ばれるイナゴにも似た食い詰めた民衆の大規模な移動を伴う
中央と地方の格差にあわせて沿岸部を中心とした住民の国民資産の3分の1を吹っ飛ばした株安の影響を考えれば
北京オリンピックをめぐる思惑を含めて目が離せないわけで

小津安二郎  人間はすこしくらい品行は悪くてもよいが、品性は良くなければいけないよ。

コメント
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