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なんで?ホンダ・CBR900RR→CBR929RR→CBR954RR??(番外編vol.3180)

2022-02-25 10:10:28 | 日記

昨日も書きましたが、一般車両を改造して行われてる世界最高峰の「スーパーバイク世界選手権(SBK)」は、

2002年まで4気筒エンジンを搭載したマシンは「750cc(ドゥカティの2気筒なら1000cc以内)」までと言う、

排気量での「レギュレーション」が定められていたのですが、世界最高峰レースである「motoGP」クラスの影響を受けて、

同年にあたる2003年から、4気筒エンジンは「1000cc」2気筒は「1200cc」に排気量が変更される事となります。

これにより今のスーパーバイク(SS)が、日本車を中心にその後「1000ccで進化」を遂げる要因となっていく訳ですが、

あらためてホンダワークス(HRC)を見ると、750cc時代のレースシーンは全て「V型4気筒」エンジンを搭載した、

市販車でも名車となってる「RVF750(RC45)」を基本ベースとして戦っており、

他の「並列4気筒エンジン」を持った、大型スポーツバイク(レーサーレプリカ)に関しては、

あくまでレースとは関係ない「市販車」として販売すると言う考えで生産されていた事があった訳です。

なので1992年に登場した「CBR900RR」や、2000年から販売された「CBR929RR」に関しては、

その排気量が「中途半端」である事も、まぁ、ホンダのエンジン開発で「何らかの事情」があったんだろうと考えていましたが、

この2002年から登場した「CBR954RR」に関してはどこか「不思議で意味不明」な感があるとしか思えませんでした。(笑)

翌年から「スーパーバイク世界選手権(SBK)」が1000ccで戦うと分かってながら、

その先陣を切って、ついに使われるであろう「CBR」系統のマシンが1000ccじゃないんですからね。(笑)

またほかの可能性として「motoGP」で使われる事となった「RC211V」からフィードバックされた、

新しい「RVF1000R」を開発し、投入すると言う選択もあったかも知れません。(実際こんなバイクはありませんけど…)(笑)

とにかく2004年に登場する「CBR1000RR」まで、2003年の1年間は型落ちの「VTR1000-SP」で戦った訳です。

まぁ、たった1年だけだったとも言えますが、ボク的には直ぐに「CBR1000RR」にならなかった理由がよく分からなかったですね。

ホンダのスーパースポーツ(SS)に関しては「市販車に対する開発力」に対して不思議な部分が他にもあり、

あれだけ「motoGP」では連戦連勝を飾ってるにも関わらず市販改造クラスの最高峰である「スーパーバイク世界選手権(SBK)」に関しては、

あまり良い成績を残して来たとは言い難いです。

それもそのはずで「CBR1000RR」も2007年から登場した(SC59型〜77型)はその後、長きに渡ってマイナーチェンジのみで作られており、

2019年に登場した「CBR1000RR-R」まで、まともにモデルチェンジがなされず、当然レースで勝てる状況ではなかったんですよね。

ここを見てもホンダの市販スポーツに関する開発意図がよく分かりません。(笑)

逆に現在の状況を見ると、早々「motoGP」を撤回したカワサキが「スーパーバイク世界選手権(SBK)」だと、

2015年から2020年まで「ニンジャZX-10R/R」で、6年間もシリーズ戦で連勝を飾っています。

この事を考えてもオートバイメーカーの考えって、レースに対して「それぞれ違う」って事なのかも知れないですね!(笑)








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