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空冷式レーサーレプリカ、ホンダ・CBR400F-エンデュランス。(番外編vol.3469)

2022-12-29 00:27:51 | 日記

1984年、他社より1年弱ほど遅れて、ついにホンダからも本格的な4スト400ccモデルに「レーサーレプリカ」として開発された「CBR400F」がまず登場します。

但し、他が水冷式エンジンを採用してたの対し、この「CBR400F」は空冷式エンジンを搭載しており、その代わりに「REV」と言う「VTEC」の漸進モデルとなる

高回転域でカムが移動しバルブの開閉量を変化させる「可変バルブタイミング」機構を備えたものを搭載していました。ガソリンエンジンって基本的には空冷式より

水冷式の方が「高回転」に耐えれて「高出力」を生みやすい仕組みなのですが、ホンダはあえて「空冷式で勝負に挑んだ」と言う感じでしたね。しかし時代の流れより

オートバイがフルカウル仕様、もしくはハーフカウルを搭載した本格的なデザインの「レーサーレプリカ」が求められる様になり、そんなユーザーたちに応えるために、

同年の1984年には、早々にハーフカウル仕様とフルカウル仕様を搭載したこの「CBR400F-エンデュランス」を追加販売します。基本はベースとなる「CBR400F」に

ただカウルを装備しただけの仕様でしたが、それより「見た目の印象」ががらりと代わり人気モデルの仲間入りを果たす事になります。これは個人的な印象ですが峠で

走るこの「CBR400F-エンデュランス」を最初に目撃した時ボクの中で大きな衝撃が走ったんですよね。その車両に搭載されてたモリワキのサイクロンマフラーが異様

に「良い音」を奏でてて、水冷エンジンとも少し違う最高のサウンドを響かせていた事を今でもハッキリ思い出します。その時ボクは2スト250ccのヤマハ「RZ250R」

にに乗っていたのですが、その時の印象が強く残り、2台目以降は4ストの400ccのマシンを乗り継いでいく事になります。また、オヤジ(現在57歳)なのでこの時代

を懐かしむ意味もありますが、今見てもこの「CBR400F-エンデュランス」ってカッコいいですね(笑)。特にブラックとレッドの「ツートンカラー」がボクのお気に

入りです。で、その詳細なスペックを見てみますと、エンジンは先ほど語った空冷式4スト並列4気筒DOHC4バルブで、正式な排気量が399cc、最高出力は58psで、

最大トルクが3.6kg、車重は乾燥重量で181kgとなっており、ガソリンタンク容量が18リットル、市街地での平均燃費が大体17kmとなってて、フレームはスチール製

のアルミ風ダブルクレードル式で、フロントブレーキはダブルディスク、更に1985年にはマイナーチェンジを受けステンレス製の集合館となり、ホイールはアルミ製の

キャストホイールに変更され、フロント16インチ、リア18インチが履かれていました。また同年の1985年には、当時行われていた「TT-F3」に投入する為、より

レーシーなモデルとして「CBR400Fフォーミュラー3」が5.000台限定で販売されてもいました。1986年にはフルモデルチェンジを受け次世代の「CBR400R」へと

進化し水冷式エンジンであったり、より高回転エンジンで「スパルタンな仕様」になり、当時の時代を席巻する事になるのですが、もし今から一般道を気分良く楽しく

走るなら逆にこの「CBR400F-エンデュランス」が良い気がします。で、最後に現在の中古市場を見てみますと、大体安いもので200万円あたりから、高いものになると

350万円前後で取引されてる様です。いやぁ、ちょっとお高いですね(笑)。高値がついてるのはどちらかと言うとフルカウル仕様な感じですが、販売期間がたったの

2年間だった事もあり球数も然程多くありません。魅力的ではありますが買うとなるとかなりの決意が必要になります。さて、今日はそんな「CBR400F-エンデュランス」

をご紹介しましたが、いかがだったでしょう!(笑)




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