モトクロスバイクの足回りをロードバイクに交換したバイクを「モタード」と呼びますが、
車体はモトクロス、足回りはスポーツバイクという一風変わったバイクです。
この「モタード」今から遡ること80年代からアメリカでレース専用車として既に存在していたバイクで、
基本的には「レース専用車」として開発されたものです。
当時は「スーパーモトレース」という名称で呼ばれ、
現在同様にオフとオンを混ぜ込んだコースを走るレースとして開催されていました。
今では「スーパーモタード」と名前を変更して行われています。
現在、国内で販売されてる「モタード」としては250ccクラスから、
ホンダから「CRF250M」ヤマハからは「WR250X」、
カワサキでは「D-TRACKER X」などが販売されています。
この「モタード」はとにかくモトクロス系バイク同様に軽くて乗りやすく、
誰にでも簡単に扱うことが出来る「優れたバイク」だったりします。
特に旋回性に優れており、簡単に左右にひらひら乗り回すことが出来ます。
ブレーキとアクセルを上手く使って小刻みな運転が容易に出来ることが最大の特徴なんですよね。
しかも足回りがロード用なので舗装路でそれが出来るということです。
背が高いバイクなので足つき性は決して良くないのですが、
一旦乗ってしまえば、いのままに運転することが出来ます。
そこが面白いんですよね。
運転技術を養いたい人にもってこいのバイクで、バイクのジムカーナなどに向いてると思います。
モトクロス好きがこの手のバイクに乗ってる傾向ですが、
ロード系が好きな人でも十分満足できるバイクなので、
ちょっとでも興味がある方は、一度試乗してみてはいかがでしょう!(笑)