バイクに乗って街に出かければ意外に他にも多くのライダーたちを見かけるのですが、
結局は「特定の人」にしか受け入れられていない「オートバイという趣味」だったりします。
その要因は、全く「若い世代に受け入れられていない」ことにあります。
今バイクに乗ってる人も、せいぜい90年代に若者だった人たちまで。
それ以降の世代はすっかりバイク離れが進んでおり、
実際はスクーターすら売れない時代となっています。
要するに40歳以降のオヤジ世代が今の「第三次オートバイブーム」を支えてる状況なんですよね。
それが故に年々高齢化が進んでおり、
2017年のバイクに乗るライダーの平均年齢は「54歳」になるであろうと予測されています。
大型免許が教習所で取得できるようになった15年前ぐらい前から、
70年代に若者だった世代が、財力を蓄え今のバイクブームを確立してきたのですが、
その彼らも既に60歳を超えており、
徐々にバイクから引退する人も出始めています。
要はこのままだとバイク人口は減る一方ということです。
僕ら80年代にあった空前の「第二次バイクブーム世代」もすでに50歳を迎えています。
いやいや恐ろしいです。(笑)
どうも世代でバイクの見られ方は随分違うようで、
20歳ソコソコの若い世代にとって「バイクは年配の人たちの趣味」という意識を持って見てるようです。
ボクら世代はバイクってカッコ良くて憧れのモノだったのに、
若い世代はそうゆう見方でバイクを見ていないんですね。
この結果はとても残念で、なんとも悲しい気がします。
要するに時代が変わり「趣味の多様化」がそうさせてるとも言われていますし、
不景気が続き収入の少ない若い世代は高額なものに興味を持たないのも要因になってる感じです。
もっと安価で手軽なものに興味を示しているんですね。
一見、現在バイクブームであると思われてる状況ですが、
今後を考えると近い将来、90年代後半にあった「バイクの氷河期」がまたまた襲ってくると考えられます。
今の第三次オートバイブームもいつまで続くのか??
いや、もしかしたら既に「衰退し始めてる」のかもしれないですね。(笑)