独特のバイクを世に送り出してる感が強いスズキですが、
常にホンダやヤマハ、カワサキの後を追うメーカーというイメージも強いです。
正直、ブランドイメージが良くないですしね。(笑)
実際、スズキはいつの時代でも「売れるバイクと売れないバイクが共存しいてる」まか不思議なところがあり、
70年代後半から80年代にかけては、海外の有名なデザイナーにデザインを依頼して、
見た目で一歩先を行くバイクを送り出していた頃もありました。
これ自体、良し悪しが明確で大ヒットするものもあれば、
全く売れないバイクも多く輩出してきました。
世間ではスズキのことを「スズ菌」なんて言う人もいますが、
これは売れない不思議なバイクのことを指してると言えます。
他では見ない「奇想天外なコンセプト」のバイクを定期的に送り出してるスズキの挑戦が、
ある意味、ユーザーに理解できないんですよね。(笑)
スズキの最大の特徴はエンジン冷却システムに「油冷」を使うことで、
空冷と水冷の合いの子のようなこの冷却システムは、決して性能的に優れたものとは言えません。
それをパワーのあるバイクに搭載することが、どうも不思議だったりするんですよね。
昔、登場した「GSX1100S刀」や「RGVガンマ」、「GSX-R750」や「バンデット」シリーズなど、
とても売れたバイクがあると思いきや、
逆に「デスペラード」や「イナズマ」シリーズ、
「ブルーバード」などの超マイナーなバイクも作るという失態も犯しています。
ラインナップの大半が売れないモデルで統一されてた時期もありました。
スズキの技術の結集とも言える「GSX-R1000」を見るに、
決して悪いことはないのですが、残念なことに「ブランドイメージ」が悪く、
ホンダ「CBR1000R」やヤマハ「YZF-R1」、カワサキ「ZX-10R」と比べ、
取り立てて売れていないのが現状です。
ある意味、いさぎよいとも言えますが、
とにかく万人ウケの良い、数が売れるバイクを送り出す必要はあると思います。
もっともっと頑張って欲しいですね!(笑)