70年代にあった魅力的なバイクは「大型バイクに特化」してるところがあります。
特にカワサキの「Z」シリーズやホンダ「CB」シリーズなど。
どれも当時のオリジナルではなく「現在の強力なパーツ」で武装し、
フルカスタム化された車両が人気となっています。
さらに今日の主役であるスズキ「GSX1100S刀」も今なお、人気モデルとして多くのライダーに持て囃されています。
そのほとんどは類にもれず、フルカスタムされたものばかり。
要するにカスタムすることでより人気が集まり、
魅力的なバイクとして蘇り注目を集めているという現象です。
ボクの地元で有名な「バイクの聖地」にも、月に一回この「GSX1100S刀」のミーティングが行われています。
集まるときは遠方からのライダーも集結し、
100台以上になることも。
実際に目の当たりしたことがありますが、こんなに「GSX1100S刀」って現存してるのか!
って思うほどです。(笑)
そのほとんどは似たようなフルカスタムが施されており、
集まった会話の内容も「GSX1100S刀」のカスタムに特化したものだったりします。
元々の性能は今の600ccクラスにもに劣るものですが、
カスタムすることで1.000ccクラスばりのパワーを獲得し、
さらに足回りからフレームに至るまで強化がなされているんですよね。
この現象は90年代から始まっており、ずっと途切れることなく今に至っています。
それだけ「興味や魅力」があるんですね。
ボクも正直、興味はあります。(笑)
カスタムバイクが好きですからね!
より注意深く車両を観察すると「フォルムに重点を置く」ものと、
あくまで「性能に重点を置く車両」に分けることが出来ます。
フォルムを崩さない車両は18インチのホイールを履かせており、ちゃんとオリジナルの雰囲気を残したものから、
イナズマやGSX-R1000のエンジンにスワップした完全に走りを意識したものまで様々です。
この「GSX1100S刀」は登場した時から、とにかく個性的で先進的な魅力溢れるバイクです。
登場から数十年経った今でも多くのファンがいるのは、
まさにそれをものがっていると言えますね!(笑)