長くオートバイに乗ってきた人でも200ps近い大型バイクに乗ると、
突然いろんなリスクを感じてしまい運転が下手になってしまいがちです。
操作することが困難な大型バイクは、時としてライダーを困惑させてしまうんですよね。
だから運転技術に目を向けるライダーはできるだけ「身の丈以上」のバイクを選ばず、
乗りやすいバイクに乗ることをお勧めします。
一般道を走る時、曲がりくねった細い道を走るとよく分かりますが、
大型バイクはその重量と旋回時の取り回しがとても難しいです。
しかし軽量なバイクなら、いとも簡単に走ることができます。
同じ技量のライダーが走ればその差は歴然。
バイクを楽しむ1つに「走り」がありますが、
誰だって上手く走れるに越したことはないですよね。
そこが見た目や見栄を優先して高級な大型バイクを選んだ人の盲点だったりします。
良いバイクなのに「乗りこなせない」って一番カッコ悪いですしね。(笑)
ライダーが集まるような場所、人に見てもらえる場所に持ち込むなら高級な大型バイクが良いですが、
ツーリングを楽しむなら楽で乗りやすいバイク、もしくは軽量で走りやすいバイクが良いです。
特に走りも楽しみたいなら絶対に軽量なバイクです。
大型バイク乗りがワインディングに入って小・中排気量に詰め寄られ、
頑張って走っているのだけども、後ろからグングン追い付かれるなんで考えただけでもダサイですよね。(笑)
なもんだからもし、大型バイクを選ぶとしても気筒数の少ない細身の軽いバイクが良いです。
例えばヤマハ「MT-07」や、ホンダ「CB650F」、スズキ「SV650」など。
このレベルの大型バイクは「全てがちょうど良い」バイクで、
重量や操作性、パワーもライダーが操れるギリギリのマシンと言える気がします。
このクラスを選べば、さらにスキルアップが可能ですし、
どんな乗り方でも対応してくれるので、実はとても優れモノだったりします。
他のバイカーに対して、決して見た目では優越感を得ることは出来ませんが、
走れば速い!
こっちを優先したい人は絶対にこの手のバイクが良いです。
バイクを乗りこなすことに重点を置くなら「とにかく軽量で扱いやすいバイク」をお勧めしたいですね!(笑)