よく「サーキットでどんなマシンが速いか?」聞かれることがありますが、
正直、どのマシンが一番速いのかはボクにもよくわかりません。
腕の良いライダーが乗れば、そのマシンが何であれ一番速いからです。(笑)
マシンの性能はカテゴリーやジャンルで大きく違いますが、
例えば1.000ccクラスのスーパースポーツならどれが一番速いのか?
スペックで言えば、最新のヤマハ「YZF-R1」と言ってしまいそうですが、
実際は速いライダーに部があるので、結局その人が乗ってるマシンが一番速いという訳です。
それがホンダ「CBR-1000R」かもしれませんし、
もしかしらドゥカティの「1299 Panigale」かもしれません。
まぁ、草レースや走行会レベルじゃ車種で速いかどうかを知ることは出来ないですし、
もっと言えば排気量で知ることすら出来ないということです。
速いライダーが乗ってれば、
かつての2ストレプリカ系ホンダ「NSR250R」がリッターバイクより速かったりします。
トップスピードこそ敵わないにしても、
相対的に速ければ、タイムは「NSR250R」の勝ちです。
実際、エキスパートクラスで出走するマシンはリッター系スーパースポーツだけとは限りません。
ボクのカワサキ「ZX-6R」でも国際サーキットで1分40秒を切るタイムが出れば、
ほとんどのリッターバイクより速いです。
速さが気になるライダーなら一度サーキット走行を試して見れば直ぐに分かります。
走行会レベルなら、サーキットにはいろんなバイクが参加していますし、
排気量もまちまちです。
どうもサーキットを走るバイクはリッター系のスーパースポーツばかりと
勘違いしてる人が多い気がします。
僕が知ってる人ではヤマハ「FZR-400RR」に乗ってる人がとても速いです。
20年近く前のマシンですが、とにかくその人が速いんですよね。(笑)
もちろんサーキット仕様にしていますし、自走出来ない車両ですが、
とにかく腕が良くて速いんですよね。
200ps近いスーパースポーツを簡単に抜いていきます。
結局、マシンが持つ速さではなくそのライダーの技量の問題が大きいということですね。(笑)