この手の「ファッションライダー」の登場は90年代に入ってから多く発生し始めます。
いわゆる純粋にバイクに乗ってツーリングを楽しむタイプじゃなく、
たまの「普段乗り」をメインとしたライダーで、
特殊なバイクや自身のファッションに重きを置いてるタイプを言います。
特徴はバイクの性能は除外し「見た目のカッコ良さだけを追求する」傾向で、
それに伴いファッションも「ライダーらしくない格好」を好みます。
おしゃれを優勢してるので、いわゆる陸サーファーにも通ずる部分がある気がします。(笑)
この手のライダーに好まれるバイクとしては、
ハーレーを筆頭に、英国の古いバイク、または国産のシティーバイクなどがそうです。
で、とにかく「カスタムを好み」人と違うバイクに乗りたがります。
しかもカスタムして性能を良くするのではなく「見た目だけのカスタム」が目的だったりします。
また、マフラーは爆音にする傾向で「存在感をアピールする」ことが大好きだったりします。
決して暴走族ではないので、かえって暴走族や旧車会を嫌う傾向も特徴です。
正直、ボクもこの類に属します。(笑)
ボクの場合、センスの良い「ファッションライダー」とまではいきませんが、
完全にこのジャンルに当てはまる気がします。
もともと、ツーリングを主体としてバイクに乗り始めたわけではなく、
人にどう見られるかを気にして乗ってる傾向なんですよね。
返り咲きを果たしてからこうなってしまったのですが、
とにかく大型免許を取得する時点ではハーレーに乗りたかったです。
性能や速さよりあの「ワイルドな格好」だけに憧れていたんですよね。(笑)
全ては見た目で、自分がイメージするカッコよさを追求してしまいます。
まぁ、この手の「ファッションライダー」は自己愛が強く自意識過剰で、
目立ちたいという意識が強い人に多く存在するんですよね。ボクも含め…。(笑)