ついボクが人気車種にばかりに目を向けてるのかもしれませんが、
最近のバイクの中古って「全体的に高すぎる」気がします。
特に大型の人気車種ともなると「新車とそれほど変わらない金額」だったりしますし、
逆に10年以上経った古いバイクでもしっかり高値な値段がついています。
かなり昔ですが、7年経過したヤマハ「FZ400R」を買い取ってもらったことがありましたが、
買取業者さんは「赤本」というものを持ってて、
それを参考に金額相場を提示してしました。
その時言われたのですが、基本的に全てのバイクは「6年を過ぎると買取価格がつかない」と言われました。
要はボクの「FZ400R」は無料で引き取ってはくれるけど買取はできないという訳です。
まだ十分乗れる状態だったので、なんとか買い取ってもらえないかと交渉した結果、
渋々状態を調べられ、色々話し合った結果、なんとか「7万円」ということに。
その時の状況を考えると多分、その後中古で売り出しても
せいぜい15〜20万円ぐらいでしょう。
しかし今だとどうなんでしょうね。
7落ちのヤマハ「YZF-R1-2009年モデル」が買い取れないんでしょうか?
そんなことは絶対ないはずです。
多分まだまだ十分な価格がついており、それなりの金額で引き取ってくれるはずです。
そう考えると「やはり今の中古市場は以前に比べても高くなってる」ことは間違いないです。
不人気者となると話は別ですが、
人気モデルや、希少価値があるバイクなら思った以上に高額な買取が行われており、
実際そのバイクが中古で売られる時はかなり高額な価格となってるはず。
いやぁ、昔と比べ随分と状況が変わりましたね。(笑)
バイク自体の性能や耐久性が以前に比べかなり良くなってることを思えば、
納得もするのですが、自動車の中古相場と比較するとやっぱ高額です。
あくまで趣味のものと言えばそれも仕方ないと理解するしかないのかもしれませんが、
流通を良くする意味でも、もう少し中古は安い設定でお願いしたいものです。
いくら程度が良いと言っても、
その後の維持管理を考えれば、すぐに消耗品が現れお金がかかる恐れがあります。
このまま新車も売れない、中古も高くて売れないじゃ、
オートバイという業界自体が活気付かないですからね。(笑)